文献
J-GLOBAL ID:202002273631023492   整理番号:20A0527993

Ca(II)ドープキトサン/β-シクロデキストリン複合体を用いた水溶液からのアセトアミノフェンの効果的除去【JST・京大機械翻訳】

Effective removal of acetaminophen from aqueous solution using Ca (II)-doped chitosan/β-cyclodextrin composite
著者 (2件):
資料名:
巻: 301  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,Ca(II)をドープしたキトサン/β-シクロデキストリンを合成し,水溶液からのアセトアミノフェンの除去のための収着剤としての可能性を調べることであった。この材料をFourier変換赤外分光法,エネルギー分散X線分光法と結合した走査電子顕微鏡,X線回折および熱重量分析-示差熱分析によって特性化した。アセトアミノフェンの吸着に及ぼすpH,吸着剤用量および初期濃度のような実験パラメータの影響を,中心複合計画を用いた応答曲面法によって最適化した。得られた結果は,0.01gの吸着剤が,pH7.2で,20.0mlの20.0mg/Lの水溶液から,アセトアミノフェンの99.88%を除去できることを明らかにした。アセトアミノフェンの実験吸着容量は200.86mg/gであった。等温吸着データの研究は,Langmuir及びTemkin等温モデルと比較して,データが高い相関係数(R2=0.999)及び低い誤差値(x2≦1.70×10~5及び平均百分率誤差≦2.0×10~5)を有するFreundlichモデルに最も良く適合することを示した。実験的速度論データを擬一次,擬二次,Elovich及び二重指数モデルにより解析した。速度論データは,研究した全ての温度で0.999のR2をもつ擬二次に最も良く適合した。Elovichモデル(R2>0.99)による速度論データの適合は化学吸着過程を示したが,二重指数モデルはアセトアミノフェンの取り込みが膜と粒子拡散過程の両方によって支配されることを示唆した。ΔG0の負の値は,Ca(II)をドープしたキトサン/β-シクロデキストリン複合材料上へのアセトアミノフェン吸着の自発的性質を確認した。ΔH~o(116kJ/mol)とΔS~o(0.438kJ/mol)の正値は,それぞれ,固体/液体界面での吸着過程とランダム性の吸熱性を確認した。吸着/脱着サイクル試験は,調製した複合材料が6サイクルまでの良好な再利用性能を有することを明らかにした。結果は,材料が水溶液からのアセトアミノフェンの除去のための有望な吸着剤であることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る