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J-GLOBAL ID：202002273727215433   整理番号：20A0444508

津波被災地における急速な農地集積の進展と課題 宮城県七ヶ浜町の事例から

Issues with Rapid Farmland Accumulation in Tsunami Disaster Area A Case Study in Shichigahama Town

著者 (4件)： 幸田和也 (農研機構東北農業研究センター) ,  福与徳文 (茨城大学) ,  重岡徹 (農研機構農村工学研究部門) ,  八木洋憲 (東京大学)
資料名： 農業経済研究(Web)  (Journal of Rural Economics (Web))
巻： 91  号： 2  ページ： 269-274(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0712A  ISSN： 2188-1057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津波の被害を受けた宮城県七ヶ浜町では影響を受けた農家が退職したため農地が急速に大規模農家に集積している。農地を管理する中間管理機構がそこでの農地集積に活用されている。復興支援政策は新しい主な担い手の創設に貢献した。しかし,主な担い手は農家が土地利用調整について持続的な議論を避けたため効率的に土地を利用することができなかった。大規模農家に集中する草刈りは,それらの営農の存続を妨げる可能性がある。効率的な土地利用計画および農家と農地所有者との草刈り分担に関する計画を支援することが必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 津波 ,  *農業 ,  災害復旧 ,  集積 ,  農地 ,  管理 ,  *土地利用 ,  土壌管理 ,  宮城県 ,  事例研究 ,  草刈 ,  農地管理 ,  農地集積 ,  農業従事者 ,  *産業
準シソーラス用語： 担い手 ,  農家

著者キーワード (3件)： 農業の再構築 ,  農地の蓄積 ,  moき作業

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (18件)：

• 1 安藤光義 (2013) 「『地方区』型展開と『全国区』型展開」 安藤光義編 『大規模借地経営の成立条件』 農山漁村文化協会, 36-87.
• 2 福与徳文・山本徳司・丹治肇・重岡徹・唐崎卓也 (2013) 「地盤沈下地域における農地・農業水利施設の復興にむけて」 『農村計画学会誌』 31(4) : 576-580.
• 3 福与徳文 (2017) 「地盤沈下と農地集積」 東日本大震災合同調査報告書編集委員会編 『東日本大震災合同調査報告』 建築編 9 : 253-259.
• 4 郷古雅春・菅原喜久男・大場喬・千葉克己 (2016) 「宮城県の沿岸低平地における復興農地整備の取り組みと維持管理問題」 『水土の知』 84(7) : 587-590.
• 5 細山隆夫 (2004) 『農地賃貸借進展の地域差と大規模借地経営の展開』 農林統計協会.

タイトルに関連する用語 (4件)： 津波被災 ,  農地集積 ,  進展 ,  宮城