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J-GLOBAL ID:202002273737506574   整理番号:20A2355875

選択的アミド基転移試薬としてのN-アシルカルバゾール

N-Acylcarbazole as a Selective Transamidation Reagent
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 993-999(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1703A  ISSN: 1348-0634  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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N-アシル化反応により,アミド基含有分子の効率的合成を開発する機会を得ることができる。N-アシルカルバゾールはアミド基転移において顕著な選択性を示すことが分かった。立体障害の少ない第一アミンを,添加剤なしでN-アシルカルバゾールにより選択的にアシル化できる。アルコール,フェノール,インドール,およびアニリン部分のような種々の官能基を,温和な条件下で導入できた。合成の有用性をN-アシルポリアミン天然物のワンポット合成で示した。スペルミジンの末端アミンをN-ベンゾイルカルバゾールで選択的にベンゾイル化し,続いてアセチル化反応により,非常に効率的な方法で全合成を達成した。(翻訳著者抄録)
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