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J-GLOBAL ID：202002273754947922   整理番号：20A2356097

バングラデシュにおけるサイクロンシェルターの利用に関する研究

A study on the use of cyclone shelters in Bangladesh

著者 (3件)： Miyaji Mari (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto-shi, Kyoto, Japan) ,  Okazaki Kenji (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto-shi, Kyoto, Japan) ,  Ochiai Chiho (Graduate School of Global Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto-shi, Kyoto, Japan)
資料名： Japan Architectural Review (Web)  (Japan Architectural Review (Web))
巻： 3  号： 4  ページ： 590-600  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1641A  ISSN： 2475-8876  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バングラデシュの地理は低気圧の影響を受けやすい。最も深刻な低気圧は1970年に発生し,深刻な被害と300000以上の死者をもたらした。政府は,主にサイクロンシェルターを提供することによって,サイクロン災害の軽減を実行した。最近,BRAC大学は新型のサイクロンシェルター,住宅形状の「ミニスヘルター」を提案した。本研究は,政府の低気圧緩和スキーム,特に,サイクロンの影響を受けやすい地域全体にわたって使用できるサイクロンシェルターの適切な利用と建設について貢献することを目的とする。2つのサイクロンの影響を受けた地域における調査により,サイクロンシェルターが,浸水中に数時間の避難を目的としたものだが,ポストサイクロン再建中に一時的な生活の宿営として機能することを明らかにした。さらに,ほとんどのサイクロンシェルターは小学校であり,それらの倉庫とスタッフ室は,貧弱な管理のため,サイクロン中にロックされる可能性があり,そのことが避難センターまたは一時的なポストサイクロンの宿営としての使用を複雑にする。「ミニシェルター」は,サイクロン中に避難センターと家畜小屋として使用できる。木製の2階があまりに低いので嵐に対して保護可能かどうかを,地方政府は建築物の安全を疑うが,”ミニ-ヘルター”は,サイクロンシェルターのための限られた空間しかない遠隔沿岸域において有用である。したがって,これらのサイクロンシェルタータイプの組合せは,サイクロン災害軽減に対する全体的な解を与える。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バングラデシュ人民共和国 ,  熱帯低気圧 ,  *防護施設 ,  家畜 ,  小学校 ,  緩和現象 ,  性質 ,  サイクロン ,  *避難所
準シソーラス用語： *シェルタ ,  *バングラデシュ ,  脆弱性 ,  避難施設

著者キーワード (4件)： バングラデシュ ,  サイクロンシェルター ,  住宅型シェルター ,  避難寿命

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (4件)： バングラデシュ ,  サイクロン ,  シェルター ,  研究