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J-GLOBAL ID:202002273842229031   整理番号:20A0656467

ヘテロ接合変異型フィブリノーゲンγA289V(金沢III)は血漿および組換えフィブリノゲンによる低フィブリノーゲン血症として確認される【JST・京大機械翻訳】

Heterozygous variant fibrinogen γA289V (Kanazawa III) was confirmed as hypodysfibrinogenemia by plasma and recombinant fibrinogens
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 190-197  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0133A  ISSN: 1751-5521  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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導入:先天性フィブリノーゲン障害は,無フィブリノーゲン血症,低フィブリノーゲン血症,ジスフェノーゲン血症,および低線溶血症として分類される。しかし,日常的な分析を用いて,困難性は,異常フィブリノーゲン血症,低フィブリノーゲン血症,および低線維素血症の間の識別と関連している。著者らは以前に,低線維素原性血症としてヘテロ接合性変異原フィブリノーゲン(γA289V;金沢III)を報告したが,同じ変異体は低フィブリノーゲン血症として以前に報告されていた。γA289Vフィブリノーゲンの産生を明らかにするために,組換えγA289V(r-γA289V)フィブリノーゲンを発現し,野生型(WT)および隣接組換え変異体フィブリノーゲンと比較した。【方法】標的突然変異を,部位特異的変異誘発によってフィブリノーゲンγ鎖発現ベクターに導入し,次に,ベクターを,組換えフィブリノーゲンを生産するために,チャイニーズハムスター卵巣細胞に形質移入した。フィブリノーゲンはプロポジタの血漿から精製され,培養培地とフィブリノーゲン機能はフィブリン重合,プラスミン保護,およびFXIIIa触媒フィブリノーゲン架橋を用いて分析された。結果:細胞溶解物に対する培地のフィブリノーゲン濃度比は,WTよりr-γA289Vフィブリノーゲンに対して著しく低かった。組換えγF290L(r-γF290L)フィブリノーゲンの分泌はWTと類似していたので,r-γF290Lフィブリノーゲン機能をWTと比較した。金沢III血漿(K-III)フィブリノーゲンのフィブリン重合は,正常血漿フィブリノーゲンより有意に弱かった。さらに,K-IIIフィブリノーゲンは著しく減少した「D:d」相互作用を示した。しかし,r-γF290Lフィブリノーゲンの全ての機能はWTと類似していた。in silico分析は上記の結果を確認した。結論:本結果は,γA289がγモジュール構造に重要であり,γA289V置換がフィブリノーゲン分泌を著しく低下させることを示した。さらに,K-IIIフィブリノーゲンはフィブリン重合と「D:d」相互作用を著しく低下させた。γA289Vフィブリノーゲンは,低線維素血症と確認された。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形一般  ,  血液の疾患 

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