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J-GLOBAL ID:202002273937849423   整理番号:20A1312347

北極海におけるカイアシ類群集構造の季節的変化の地域的な比較

Regional comparison of seasonal changes on copepod community structure in the Arctic Ocean
著者 (11件):
資料名:
巻: 24  ページ: Null  発行年: 2020年06月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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北極海は,季節性と地域性の両方で大きく変動する海洋環境として特徴付けられる。そのような環境変動は,これまで報告されてはいないが,各々のカイアシ類の群集構造における地域差に影響するのであろう。本研究では,北極海の水深約72~260mの3か所の異なる地点でおろされた堆積物トラップによって採集した大型カイアシ類に焦点を絞った時系列の動物プランクトン試料を分析し,カイアシ類の群集構造の季節性を比較した。東部フラム海峡のMolloy海淵周辺のカイアシ類群集構造の顕著な季節性は,西スピッツベルゲン海流によって輸送された固有種の影響によるものであった。対照的に,南部カナダ海盆(Northwind Abyssal Plain, Hanna CanyonおよびBarrow Canyon)では,優占する大型カイアシ類の群集構造は,低い一次生産のため,より小さい季節性を示した。MacKenzie Troughでは,カイアシ類の遊泳個体数は,調査した他のすべての地域より多く,その地域において非常に高い一次生産が同時に生じていた。カイアシ類の遊泳個体の群集構造の季節性におけるこれらの空間的な相違は,海氷の季節性だけでなく,海流パターン,固有種および一次生産の大きさの相違など,様々な要因によって起こるものと考えられた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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プランクトン  ,  生態系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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