文献
J-GLOBAL ID:202002273979911526   整理番号:20A1501648

酸素溶解装置の結氷期を含む連続運用による汽水湖の貧酸素改善の検証

VERIFICATION OF ANEAROBIC LAYER IMPROVEMENT IN BRACKISH LAKE BY CONTINUOUS OPERATION OF OXYGENATION DEVICE INCLUDING FREEZING SEASON
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: III_299-III_307(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0108A  ISSN: 2185-6648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・塩淡二層汽水湖の網走湖において,塩水層の貧酸素水塊の解消を目的として,現地に酸素溶解装置(WEP)を建設して酸素供給による水質変化について実水域で観測を行った.結氷下から融雪後まで装置を連続運転させた結果,結氷下では湖内の流動が抑制され,装置近傍に溶存酸素量(DO)の上昇と硫化水素の酸化による濁度上昇が確認された.結氷下での2ヶ月の装置運用でおよそ90000m2にDO供給影響が確認され,硫化水素濃度はDO供給標高を中心に大幅な低下が確認されたが,検出限界以下にはならなかった.一方で,融雪後は湖内流動が再開することで,水塊移動に伴いDO供給効果が流下して,DOと濁度は低下する挙動が確認された.また水質分析の結果から,WEPによるDO供給によって,機器周辺の硫化水素は40%削減され,全リン及び全窒素も20%削減されることが確認された.これより,DO供給によって汽水性貧酸素水塊の水質改善が可能であり,流動が少ないほど効果が明瞭となることが分かった.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
湖沼汚濁 
引用文献 (14件):
もっと見る

前のページに戻る