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J-GLOBAL ID：202002274026929060   整理番号：20A0000466

熱支援磁気記録における情報安定性

Information Stability in Heat-Assisted Magnetic Recording

著者 (3件)： Kobayashi T. (Graduate School of Engineering, Mie Univ.) ,  Nakatani Y. (Graduate School of Informatics and Engineering, Univ. of Electro-Communications) ,  Fujiwara Y. (Graduate School of Engineering, Mie Univ.)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan (Web)  (Journal of the Magnetics Society of Japan (Web))
巻： 43  号： 6  ページ： 114-119(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0776A  ISSN： 1882-2932  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2Tbpsiの熱支援磁気記録に必要な熱安定性因子K_umV_m/kTと異方性定数比K_u/K_bulkを,結晶粒誤差確率Pを用いて評価した。Pにおける試行周波数f₀は,Gilbert 減衰定数,Curie温度,K_u/K_bulk,結晶粒体積,および温度の関数であるが,f₀を一定として扱うことができた。Gilbert減衰定数とCurie温度変化は,ほとんど影響を受けないパラメータであった。他方では,粒径変化,ビットn当たりの結晶粒数,平均Curie温度T_cm,および貯蔵温度Tは,ビット誤り率に及ぼす強い影響を有するパラメータであった。K_umV_m/kTは統計的問題によりnが増加するにつれて減少するが,より大きなK_u/K_bulkはより小さい結晶粒サイズのためにnが増加するにつれて必要であった。また,より大きなK_u/K_bulkは,T_cmが減少するにつれて必要であった。ビット誤り率はTが増加すると急速に増加した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *熱磁気記録 ,  熱安定性 ,  異方性 ,  *結晶粒 ,  *減衰 ,  Curie温度 ,  *誤り率
準シソーラス用語： *熱支援磁気記録 ,  *Gilbert減衰 ,  *ビット誤り率

著者キーワード (10件)： 熱安定性因子 ,  異方性定数比 ,  ビット誤り率 ,  確率 ,  試行頻度 ,  熱安定性因子 ,  異方性定数比 ,  ビット誤り率 ,  確率 ,  試行頻度

分類 (1件)： 記憶装置  (JC04060F)

引用文献 (11件)：

• 1) S. H. Charap, P. -L. Lu, and Y. He: IEEE Trans. Magn., 33, 978 (1997).
• 2) T. Kobayashi, T. Kitayama, and Y. Fujiwara: J. Magn. Soc. Jpn., 36, 282 (2012).
• 3) Y. Isowaki, T. Kobayashi, and Y. Fujiwara: J. Magn. Soc. Jpn., 38, 1 (2014).
• 4) E. D. Boerner and H. N. Bertram: IEEE Trans. Magn., 34, 1678 (1998).
• 5) T. Kobayashi, Y. Isowaki, and Y. Fujiwara: J. Magn. Soc. Jpn., 39, 8 (2015).

タイトルに関連する用語 (2件)： 熱支援磁気記録 ,  安定性