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J-GLOBAL ID:202002274059445502   整理番号:20A2726608

DNAグリコシラーゼによる酸化的に誘導されたDNA損傷の修復:作用機構,基質特異性および切除速度論【JST・京大機械翻訳】

Repair of oxidatively induced DNA damage by DNA glycosylases: Mechanisms of action, substrate specificities and excision kinetics
著者 (3件):
資料名:
巻: 771  ページ: 99-127  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2381A  ISSN: 1383-5742  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内因性および外因性反応種は,様々な機構により生体において酸化的に誘導されたDNA損傷を引き起こす。結果として,細胞DNAにおいて変異原性および/または細胞毒性産物が過剰に形成される。この型のDNA損傷は塩基除去修復により修復されるが,ヌクレオチド除去修復は限られた役割も果たしている。DNAグリコシラーゼは,アプリン/ピリミジン(AP)部位の背後にあるグリコシド結合を加水分解することにより,DNAから修飾DNA塩基を除去する。それらのいくつかはDNAの糖-リン酸鎖を切断する随伴AP-リアーゼ活性も有する。DNAグリコシラーゼの最初の発見以来,多くの研究が,すべての生物に存在するこれらの酵素の作用機構,基質特異性,および切除動力学を解明した。この目的のために,ほとんどの研究は,単一または二本鎖オリゴデオキシヌクレオチドを,明確な位置に包埋した単一DNA損傷を用いて使用した。多重塩基病変を有する高分子量DNAは,基質として多くのDNA塩基病変の同時調査の利点を有する他の研究で使用されている。これら2つの異なる基質を用いた場合,DNAグリコシラーゼの基質特異性と除去動力学の違いを見出した。いくつかのDNAグリコシラーゼは,プリン由来病変またはピリミジン由来病変のどちらかに対し,異なる基質特異性を有するが,他は,両型の病変に対し交差活性を示す。DNAグリコシラーゼの遺伝子のノックアウトを有する実験室動物も,in vitro研究で以前に見出されている基質に対する明確な証拠を提供し,in vivoで実際の基質である。過去の研究から得られた知見に基づいて,癌治療における潜在的薬物として使用できるDNAグリコシラーゼの小分子阻害剤を発見する努力がなされている。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般 

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