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J-GLOBAL ID:202002274095795816   整理番号:20A0578305

BaTiO_3構造と誘電特性に及ぼすニオブドーピング効果【JST・京大機械翻訳】

Niobium doping effect on BaTiO3 structure and dielectric properties
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 8154-8164  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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BaTiO_3セラミックの微細構造と誘電特性に及ぼすNbの影響を研究した。Nb/Mn-BaTiO_3セラミックを,従来の固相法を用いて調製した。Nb濃度は0.1~5.0at%で変化したが,Mnは0.05at%で固定した。SEMは,0.1と0.5at%Nbの組成が,2μm未満の結晶粒サイズで,かなり均一な微細構造と添加物の均一な分布を示すことを示した。高度にドープされた試料では,均一で完全に微細な微細構造からコア-シェル構造を持つ二次異常粒の出現まで広範囲の微細構造的特徴が観察された。種々の濃度の添加物に対して,温度(20~180°C)および周波数(100Hz~1MHz)の関数として,修飾セラミックの誘電定数および損失正接を測定した。得られた結果は,室温(ε_r)とCurie温度(ε_rmax)の両方での誘電率は,Nb5+の濃度が増加するにつれて減少することを示した。室温(ε_r=6648)とCurie温度(ε_rmax=7680)における誘電率の最大値を1350°Cで焼結した0.1Nb/Mn-BaTiO_3試料について測定した。高度にドープしたBaTiO_3セラミックは室温で誘電定数の低い値と低い誘電損失を示すことが分かった。これらの試料では,広い温度範囲にわたって平坦な誘電挙動をもつ安定な誘電率が観測された。全ての試料に対するCurie定数はドーパント濃度の増加と共に減少し,0.1at%Nbをドープした試料から最大値を測定した。Curie定数変化に及ぼす添加物の影響は,より高い焼結温度でより顕著であった。より低いドーパント濃度に対する臨界非線形性指数(γ=1.07~1.27)の解析は,鋭い相変態を示した。Nb含有量が増加した試料では,非線形性γの程度は高く,散漫相変態を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  絶縁材料 
タイトルに関連する用語 (3件):
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