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J-GLOBAL ID：202002274155370642   整理番号：20A2021413

κ型有機反強磁性体における異常Hall効果【JST・京大機械翻訳】

Anomalous Hall effect in κ-type organic antiferromagnets

著者 (7件)： Naka Makoto (Waseda Institute for Advanced Study, Waseda University, Shinjuku, Tokyo 169-8050, Japan) ,  Hayami Satoru (Department of Applied Physics, The University of Tokyo, Bunkyo, Tokyo 113-8656, Japan) ,  Kusunose Hiroaki (Department of Physics, Meiji University, Kawasaki, Kanagawa 214-8571, Japan) ,  Yanagi Yuki (Institute for Materials Research, Tohoku University, Sendai, Miyagi 980-8577, Japan) ,  Motome Yukitoshi (Department of Applied Physics, The University of Tokyo, Bunkyo, Tokyo 113-8656, Japan) ,  Seo Hitoshi (Condensed Matter Theory Laboratory, RIKEN, Wako, Saitama 351-0198, Japan) ,  Seo Hitoshi (Center for Emergent Matter Science (CEMS), RIKEN, Wako, Saitama 351-0198, Japan)
資料名： Physical Review. B  (Physical Review. B)
巻： 102  号： 7  ページ： 075112  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 2469-9950  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： κ型有機伝導体の反強磁性(AFM)状態における異常なHall効果(AHE)の機構を理論的に提案した。分子の配向と二量体化による配列を考慮して,κ型格子構造に対する有効ππ模型におけるスピン-軌道結合を組み込んだ。Hartree-Fock近似と線形応答理論によってこのモデルを処理すると,Hall伝導率への本質的な寄与が,小さな傾斜強磁性モーメントを有する電子ドープAFM金属相においてゼロになることを見出した。従来の w雑さとは対照的に,スピン傾斜はHall応答に無関係であることを示した。非ゼロHall伝導率はスピン-軌道結合の存在下でAFM秩序の共線成分に由来する。これらの特徴は異方性三角形格子上の強い二量化の限界で解析的に説明される。さらに,緊急磁束の実空間構成を考慮することにより,このAHEの直感的な画像を示した。また,Hall応答は磁気光学Kerr効果として非ゼロ周波数における非ドープAFM絶縁相でも現れ,電荷移動励起の周りで増強されることを見出した。ETベースの化合物におけるAHEの可能な検出を議論した。Copyright 2020 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *Hall効果 ,  *強磁性 ,  電荷移動 ,  *反強磁性 ,  *反強磁性体 ,  励起 ,  格子構造 ,  二量化 ,  近似法 ,  磁束 ,  ドーピング ,  線形応答理論 ,  *異常Hall効果 ,  モーメント ,  有機伝導体

分類 (1件)： 電子輸送の一般理論  (BM03020C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 反強磁性体 ,  異常Hall効果