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J-GLOBAL ID:202002274248383882   整理番号:20A1410073

ラットにおけるデクスメデトミジンに対する圧反射感受性応答を減弱する孤束核におけるアデノシンA_1受容体の遮断【JST・京大機械翻訳】

Blockade of adenosine A1 receptor in nucleus tractus solitarius attenuates baroreflex sensitivity response to dexmedetomidine in rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 1743  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0705B  ISSN: 0006-8993  CODEN: BRREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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α_2アドレナリン受容体(α_2-AR)アゴニストデクスメデトミジンは圧反射感受性(BRS)を増加させる。本研究では,このような応答における核管(NTS)内のアデノシンA1受容体(A1R)の潜在的役割を調べた。簡単に,成体雄Sprague-Dawleyラットを麻酔し,無作為に選択的A1Rアンタゴニスト8-シクロペンチル-1,3-ジプロピルキサンチン(DPCPX;0.1pmol/1μl)または生理食塩水ビークルを右NTSに注射した。マイクロインジェクションの10分後,デクスメデトミジン注入は15分間30μg/kgの速度で開始し,15μg・kg-1・h-1で105分,または100μg/kgを15分間注入し,続いて105分間50μg・kg-1・h-1の注入を行った。BRSは,デクスメデトミジン注入を開始した後,注入(T_0),60分(T_1)および120分(T_2)前に標準フェニレフリン法を用いて検討した。血漿および脳幹におけるアデノシン濃度を,α_2-ARアンタゴニストアピメゾール前処理(0.5mg/kg,i.p.)なしの高速液体クロマトグラフィーで測定した。デクスメデトミジンは30(T_0:0.55±0.25対T_1:2.45±0.37,T_2:2.26±0.56ms/mmHg,P<0.05)および100μg/kg(T_0:0.63±0.24対T_1:6.21±1.87,T_2:6.30±2.12ms/mmHg,P<0.05)でBRSを増加させた。DPCPX前処置は,100μg/kgデクスメデトミジンに対するBRS応答を抑制した。100μg/kgで,デクスメデトミジンは,血漿(0.23±0.11から0.45±0.07μg/ml,P<0.05)と脳幹(1.46±0.30から2.52±0.22μg/ml,P<0.05)におけるアデノシン濃度を増加させた。このような効果はアピメゾール前処理により阻止された。ウェスタンブロット分析は,100μg/kgデクスメデトミジンによるα_2-ARアップレギュレーションを示し,これはDPCPXにより防止できた。グリア線維酸性蛋白質による二重標識は,NTSにおいて星状細胞においてα_2-ARアップレギュレーションを示した。これらの結果は,デキスメデトミジンが,おそらく星状細胞におけるNTSおよびα_2-AR発現におけるアデノシンの増加により,圧反射感受性を増強することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  基礎麻酔学 

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