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J-GLOBAL ID：202002274344788101   整理番号：20A0600358

宿泊旅行統計を用いた訪日外国人の市町村別宿泊実態の把握

ANALYSIS ON ACCOMMODATION OF FOREIGN INBOUND VISITORS TO JAPAN BY MUNICIPALITY USING TRAVEL AND LODGING STATISTICS

著者 (3件)： 柴田優作 (国土交通省新潟国道事務所) ,  日比野直彦 (政策研究大学院大学) ,  森地茂 (政策研究大学院大学)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 75  号： 5  ページ： I_461-I_474(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国では,地方創生に資する重要施策の一つとして,訪日外国人旅行者の増加策が着目されている.訪日外国人旅行者数は近年顕著な増加を示すが,宿泊数に着目すると,民泊やクルージングの増加は宿泊施設での宿泊数の増加にはあまり繋がらず,地域への経済効果は限定的となっている.観光消費の4分の1以上を占める宿泊費を増加させることは地域にとって重要であり,宿泊実態を定量的に把握することは,インバウンド観光による地域活性化を考える上では重要である.本研究では,宿泊旅行統計の施設データを用い,訪日外国人旅行者の宿泊実態を市町村別に把握することを試みる.公表された都道府県別のデータではなく,約1600の市町村のデータを作成し,外国人宿泊者数,外国人比率,稼働率等より,各市町村の特徴を整理したことが本研究の特徴である(著者抄録)

シソーラス用語： 地域 ,  *人間 ,  *消費者 ,  利用者 ,  政策 ,  優先順位 ,  統計 ,  旅行 ,  *宿泊施設 ,  *実態調査 ,  *地方自治体 ,  経済効果 ,  消費 ,  観光 ,  旅行者
準シソーラス用語： 観光消費 ,  市町村別宿泊実態 ,  重要施策 ,  宿泊実態 ,  宿泊旅行統計 ,  地方 ,  地方創生 ,  *訪日外国人

分類 (2件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (21件)：

• 1) 田中賢二:訪日外国人観光客の観光行動の把握手法の試行およびその結果の分析について,交通学研究, Vol. 49, pp. 11-20, 2005.\n
• 2) 金 玉実:日本における中国人旅行者行動の空間的特徴,地理学評論,Vol. 2882, No. 4, pp. 332-345, 2009.\n
• 3) 日比野直彦,森地 茂,島田貴子:居住地域別訪日中国人旅行者の日本国内における観光行動-インバウンド戦略検討のため基礎的分析,交通学研究,Vol. 54, pp. 55-64, 2010.\n
• 4) 菱田のぞみ,日比野直彦,森地 茂:訪問地選択の多様性に着目した訪日中国人旅行者の居住地別観光行動の時系列分析,土木学会論文集 D3(土木計画学), Vol. 68, No. 5, pp. 667-677, 2012.\n
• 5) 岡本卓也:観光動機の違いが観光情報収集と訪問地選択に与える影響,長野県松本市・安曇野市における観光者動向からの検討,地域ブランド研究,Vol. 9, pp. 31-42, 2014.\n

タイトルに関連する用語 (5件)： 旅行 ,  統計 ,  訪日外国人 ,  市町村 ,  把握