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J-GLOBAL ID：202002274630823253   整理番号：20A0204921

低温ストレスに対するトウモロコシ(Zea mays L.)葉成長応答におけるマイクロRNAの調節役割の解明【JST・京大機械翻訳】

Elucidating the regulatory roles of microRNAs in maize (Zea mays L.) leaf growth response to chilling stress

著者 (1件)： Aydinoglu Fatma (Molecular Biology and Genetics Department, Gebze Technical University, Kocaeli, Turkey)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 251  号： 2  ページ： 1-15  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： miRNAは,発生的に重要な転写因子を調節し,細胞の酸化還元ホメオスタシスを維持することにより,低温ストレス耐性の間のトウモロコシ作物の葉サイズを制御する。低温(0~15°C)はトウモロコシ(Zea mays)の栽培に対する主要な制約であり,トウモロコシの初期成長を阻害し,葉サイズを減少させる。成長と発達は,葉ベースに沿って直線的に位置する分裂組織,伸長,および成熟帯で起こる。低温によって引き起こされる葉の短縮を防ぐために,本研究は成長と発育段階の間の制御プロセス切り替えにおけるマイクロRNA(miRNA)遺伝子の調節的役割を解明することを目的とした。この点において,雑種トウモロコシADA313実生を低温に処理し,最終葉長の26%と29%の減少と4番目の葉の細胞生産の減少を引き起こした。細胞周期遺伝子の発現分析と統合されたフローサイトメトリーデータは,減少の理由がG1/SよりもむしろG2/Mからの失敗であることを示した。321の既知のトウモロコシmiRNA,24,6,および20のmiRNAのmiRNA分析を通して,それらの低温応答に従って,それぞれ,推定分裂組織,伸長,および成熟帯に割り当てられた。細胞生産の減少に関するより深い洞察を得るために,in silicoにおいて,標的予測分析を分裂組織特異的miRNAに対して行った。miRNAの中で,miR160,miR319,miR395,miR396,miR408,miR528,miR1432を選択し,qRT-PCRにより予測された標的による負の調節の可能性を確認した。これらの知見は,トウモロコシの低温ストレス下での成長と収量の改善の証拠を示した。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細胞周期 ,  *寒冷ストレス ,  分裂組織 ,  フローサイトメトリー ,  耐冷性 ,  実生 ,  遺伝子 ,  農作物 ,  転写因子 ,  *低温
準シソーラス用語： qRT-PCR法 ,  in silico ,  成長と発達 ,  初期成長 ,  *マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 低温耐性 ,  葉の大きさ ,  トウモロコシのマイクロRNA ,  ミルノーム ,  臓器成長 ,  植物細胞周期

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 低温ストレス ,  トウモロコシ ,  葉 ,  成長 ,  応答 ,  マイクロRNA ,  調節 ,  役割