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J-GLOBAL ID：202002274642577846   整理番号：20A0319728

橋梁点検における情報共有の為の手書きメモのAR表示

AR DISPLAY OF HAND-WRITTEN MEMO FOR INFORMATION SHARING IN BRIDGE INSPECTION

著者 (3件)： 浅井優志 (関西大学大学院 理工学研究科 環境都市工学専攻 都市システム工学分野) ,  廣瀬詢 (関西大学大学院 理工学研究科 環境都市工学専攻 都市システム工学分野) ,  安室喜弘 (関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： II_118-II_124(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,現場作業においてタブレット端末の利用が普及している.本研究では,タブレット端末のカメラと手書き入力機能に注目し,現場を撮影した画面に留意点などを直接書き込んで保存し,再度同じ場所をカメラで写すと自動的に手書きの注意内容が表示されるAR(Augmented Reality)機能を実現し,効果的な情報の伝達と共有を可能にすることを目的とする.作業者が現場で手書きした内容を保存するともに,カメラ画像からは自然特徴点を抽出して登録する.登録された自然特徴点を認識し,手書き情報を重畳表示することにより,マーカレスARを実現する.本稿では,コンクリート構造物の点検を想定して,場所を指示する表示と,常にユーザの方を向く表示の2通りのAR表示を実装し,実験による表示性能や効果について報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： *点検 ,  情報共有 ,  *書法 ,  コンクリート構造物 ,  写真像 ,  *拡張現実感
準シソーラス用語： *AR ,  カメラ画像 ,  *橋梁点検 ,  *手書き文字

著者キーワード (4件)： handwritten note ,  marker-less augmented reality ,  worksite ,  information sharing

分類 (1件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (16件)：

• 1) 国土交通省 : 社会資本の老朽化の現状と将来,<http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/maintenance/02re-search/02_01.html>,(入手2017.07.05).
• 2) 青澤正樹,蒲池賢治,狩野武志,坂田竜也,佐藤和延:技術の伝承・技術力の向上にむけて,月刊建設 Vol. 58(4月号),pp. 3-11,2014.
• 3) 鹿島建設株式会社:スマートデバイス建設現場活用事例,<https://www.kajima.co.jp/news/digest/apr_2013/feature/index-j.html>,(2017.07.05)(入手2018.01.08).
• 4) 大阪市橋梁点検要領【詳細点検・詳細調査編】,<http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/cmsfiles/contents/0000039/39875/mokuji.pdf>,(入手2018.03.12).
• 5) 高橋功:これならわかる道路橋の点検,建設図書,2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： 橋梁点検 ,  情報共有 ,  手書き ,  メモ ,  Ar