抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:磁気制御カプセル内視鏡と胃カメラの優劣性を比較し、磁気制御カプセル内視鏡による上部消化管疾患の診断に対する感度と正確性、及び健康診断個体における応用価値を検討する。方法:遡及的研究を通じて、南京医科大学第一付属病院2015年10月から2018年10月までに胃カメラ検査と磁気制御カプセル内視鏡検査を受けた両群の健康診断個体に関する臨床データを分析し、上部消化管疾患発見率を分析した。磁気制御カプセル内視鏡検査後に胃カメラを追加し、両群の個体検査の快適性、安全性を検査した。結果:磁気制御カプセル内視鏡群205例中11例が食道病変,51例が胃病変,37例が十二指腸病変であった。胃カメラ群の314例のうち、65例の食道病変、63例の胃病変、65例の十二指腸病変を検出し、磁気制御カプセル内視鏡群は胃と十二指腸の病変を検出し、また、空回腸と結腸病変も検出された。磁気制御カプセル内視鏡による空回腸への操作は149例あり、その中に検出病変は38例、結腸は106例、結腸腔内は腸の準備不足のため、大量の糞尿と糞水があり、視野に深刻な影響を与え、観察できない。両群の上部消化管検査結果を比較すると、食道の観察状況に統計学的有意差があり(P<0.05)、その他の各部位に有意差が認められなかった(P>0.05)、磁気制御カプセル内視鏡は優れた快適性及び耐容性があり、胃カメラが検出できない下消化管疾患を検査できた。磁気制御カプセル内視鏡グループの中に28例の受検者は検査終了後に胃カメラ再検査或いは治療を行い、その中の18例の胃ポリープ患者は胃鏡下で内視鏡下摘出術を行い、7例の胃潰瘍は胃カメラによる再検査を行い、病理は良性潰瘍と診断され、3例の胃部粘膜下隆起性病変のうち2例は胃間質腫と診断された。1例は脾臓圧迫であった。結論:磁気制御カプセル内視鏡は健康診断者における応用価値が胃カメラより低く、しかも更に人々に受け入れやすい。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】