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J-GLOBAL ID:202002274831812830   整理番号:20A0628974

Streptomyces lincolnensisにおけるリンコマイシン生合成を直接制御するためのロイシン応答調節蛋白質の転写調節【JST・京大機械翻訳】

Transcriptional regulation of a leucine-responsive regulatory protein for directly controlling lincomycin biosynthesis in Streptomyces lincolnensis
著者 (15件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 2575-2587  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ロイシン応答性調節蛋白質(LRPs)は細菌における多様な生物学的過程に関与する転写因子のファミリーである。これまで,放線菌における抗生物質生合成を制御するためのLRPsの分子機構はほとんど解明されていない。本研究は,Streptomyces lincolnensisにおいて初めて,リンcomycin生産に関連するLrp(SLCG_Lrpと命名)を同定した。SLCG_Lrpは,2つの構造遺伝子(LMBAおよびLMBV),3つの抵抗性遺伝子(LmrA,lmrBおよびlmrC)の転写を直接刺激することによりリンcomycin生合成のための正の調節因子であることが確認され,リンcomycin生合成遺伝子(lin)クラスター内の調節遺伝子(lmbU)が確認された。SLCG_Lrpは転写的に自己阻害され,LysEスーパーファミリー蛋白質をコードする隣接遺伝子SLCG_3127の発現を誘発した。さらに,SLCG_3127とSLCG_Lrpの遺伝子間領域におけるSLCG_Lrpの結合部位を正確に同定した。S.lincolnensisにおけるSLCG_3127の不活性化はリンcomycinの収率改善をもたらし,プロリンとシステインの細胞内蓄積によって引き起こされた。アルギニンとフェニルアラニンはそれぞれ特異的な調節リガンドとして同定され,SLCG_LrpのDNA結合親和性を低下させ,促進した。さらに,SLCG_LrpがSLCG_2919によって直接抑制され,リンcomycin生産のためのlinクラスタの外側の最初に同定された転写因子であることを見出した。したがって,著者らの知見はリンcomycin生合成のSLCG_LRP仲介転写調節を明らかにした。本研究はリンcomycin生合成調節の基礎となる分子機構の理解を拡張する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝と栄養 

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