抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ベランタマブマファドチン(BLENREP;ベランタマブマファドチン-blmf)は,GlaxoSmithKlineによる多発性骨髄腫の治療のために開発された第一級モノクローナル抗体-薬物複合体(ADC)である。ADCは微小管阻害剤モノメチルアウリスタチンF(MMAF)に結合したB細胞成熟抗原(BCMA)を標的化する抗体から成る。抗体部分は腫瘍細胞表面上でBCMAに結合し,細胞毒性微小管阻害剤MMAFを治療標的に送達する。多国籍DREAMM-2試験からの予備的結果に基づいて,抗CD38モノクローナル抗体,プロテアソーム阻害剤,および免疫調節剤を含む少なくとも4つの事前治療を受けた成人患者における再発または難治性多発性骨髄腫の治療のために,米国の2020年8月に,ベランタマブマファドチンが承認された。ADCは,2020年8月末にこの表示のためにEUでも承認された。本論文は,この初めての承認につながるベンタマブマファドチンの開発におけるマイルストーンを要約した。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】