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J-GLOBAL ID：202002274865629225   整理番号：20A1478328

マルチGNSSによる高精度衛星測位におけるGLONASSの利用効果に関する検討

Study on the Effect of GLONASS in High Precision Satellite Positioning Using Multi-GNSS

著者 (3件)： 宇野敬太 (日本大) ,  佐田達典 (日本大 理工) ,  江守央 (日本大 理工)
資料名： 応用測量論文集  (JAST)
巻： 31  ページ： 45-54  発行年： 2020年07月10日 
JST資料番号： L2779C  ISSN： 2185-1867  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・近年,衛星測位システム(GNSS)として,日本の準天頂衛星(QGSS),欧州のGalileo等の整備,運用が進められており,利用可能な衛星が増加傾向。
・国土地理院は,2015年に「マルチGNSS測量マニュアル(案)ー近代化GPS,Galileo等の活用ー」を発表。
・「マルチGNSS]の手法は,複数の衛星測位システムを利用するメリットとして,誤差を大きく含む衛星を排除しても解析に必要な衛星を確保できる点。
・本研究では,マルチGNSSが利用可能な測位環境において,GLONASSの有用性を検討。
・周囲が遮蔽された環境では,GLONASSを併用することで,Fix解を連続して取得することが困難。
・GLONASSを併用すると,Fix解の測定精度は,ほぼ不変。

シソーラス用語： *衛星航法 ,  *マルチ ,  *衛星測位 ,  準天頂衛星 ,  行政機関 ,  GPS ,  宇宙探査機 ,  *効果 ,  *利用 ,  マニュアル ,  測量 ,  環境 ,  位置測定 ,  *GNSS
準シソーラス用語： *GLONASS ,  ガリレオ【宇宙探査機】 ,  マルチGNSS ,  マルチGNSS測量マニュアル ,  衛星測位システム ,  近代化GPS ,  国土地理院 ,  測位環境 ,  利用効果

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (5件)：

• 国土地理院:マルチGNSS測量マニュアル(案)-近代化GPS:Galileo等の活用-, http://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/public/multignss/,(入手 2020.1).
• 山田英輝,高須知二,久保信明,安田明生:チャネル間ハードウェアバイアス較正によるRTK-GPS/GLONASS測位の性能評価,日本航海学会論文集,pp.103-110,2011.
• 宇野敬太,佐田達典,江守央:高精度衛星測位におけるGalileoの適用効果に関する実証的研究,応用測量論文集,pp.39-50,2019.
• T.TAKASU, RTKLIB: An Open Source Program Package for GNSS Positioning, http://www.rtklib.com/,(入手 2019.5).
• 国土地理院:作業規程の準則, https://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/jyunsoku/,(入手 2020.1).

タイトルに関連する用語 (4件)： マルチ ,  GNSS ,  衛星測位 ,  GLONASS