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J-GLOBAL ID:202002275053047327   整理番号:20A0077030

アセトニトリル及びイオン液体,トリエチルペンチルホスホニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド中でのピレン及び1-ピレンブチル酸2-エチルヘキシルエステルのエキサイマ電気発生化学ルミネセンスの速度論【JST・京大機械翻訳】

Kinetics of Excimer Electrogenerated Chemiluminescence of Pyrene and 1-Pyrenebutyricacid 2-Ethylhexylester in Acetonitrile and an Ionic Liquid, Triethylpentylphosphonium Bis(trifluoromethanesulfonyl)imide
著者 (8件):
資料名:
巻: 123  号: 50  ページ: 10825-10836  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子溶媒,アセトニトリル(MeCN),及びイオン液体,トリエチルペンチルホスホニウムビス-(トリフルオロメタンスルホニル)-イミド([P_2225]-[TFSI])中に溶解した液体ピレン誘導体,1-ピレン酪酸2-エチルヘキシルエステル(PLQ)のエキサイマ電気化学ルミネセンス(ECL)の動力学を記述した。ピレンも比較のために用いた。エキシマECLの動力学を議論するために,PLQとピレンの光物理的および電気化学的性質と電子状態を明らかにした。光ルミネセンス(PL)スペクトル,放射遷移に対する速度定数,及びMeCNと[P_2225]-[TFSI]に溶解したPLQとピレンの酸化還元電位は,溶媒として[P_2225]-[TFSI]がMeCNより極性が高いことを示唆した。PL減衰曲線を解析することにより,エキシマを形成する速度定数は,MeCN及び[P_2225]-[TFSI]において,それぞれ10~9及び10~7M-1s-1のオーダーであり,拡散により制限されることが分かった。純粋なPLQ(1.6M)に対して,単量体発光と比較してエキシマー発光に対して0.3~0.4nsの遅延が観測された。遅延は立体配座を配列するための時間スケールに対応し,エキサイマを形成すると思われる。PLQのECLは,ラジカルアニオンとカチオンを生成するために矩形波電圧を適用することによって発生し,ECLスペクトルにおいて,エキシマ発光はPLスペクトルと比較してより優勢であった。Marcus理論に基づくラジカルイオン間の電子移動反応の速度論解析は,電子移動がラジカルイオンの拡散により制限されることを示した。さらに,ラジカルカチオンとアニオンとの間の電子移動距離(d_et)を理論の枠組みで計算した。速度論的に,電子移動は,MeCN中でd_et<~11Å,[P_2225]-[TFSI]中でd_et<~12Åで起こり得る。密度汎関数理論(DFT)と時間依存DFT計算は,ピレン環間の距離に対するエキシマのポテンシャルエネルギー曲線が3.50Åで最小に達することを示した。このことは,電子移動を通して,単量体S_1状態の直接形成の過程とそれに続くエキサイマ形成が,直接エキサイマ形成のそれよりも優勢であることを示唆している。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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融解塩 

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