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J-GLOBAL ID：202002275053942770   整理番号：20A0114537

シリアスゲーム開発を目的とした足踏み運動の検討

Investigation on Stepping-in-Place Exercise for the Development of Serious Games

著者 (4件)： 妻木翔太 (九大 大学院芸術工学府) ,  松隈浩之 (九大 大学院芸術工学研究院) ,  LOH Ping Yeap (九大 大学院芸術工学研究院) ,  村木里志 (九大 大学院芸術工学研究院)
資料名： 人間工学  (Japanese Journal of Ergonomics)
巻： 55  号： 6  ページ： 233-238  発行年： 2019年12月15日 
JST資料番号： S0258A  ISSN： 0549-4974  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 足踏み運動は高齢者の運動として手軽にかつ安全に行える反面,娯楽性に欠ける問題がある.しかし,シリアスゲームとして実践できれば,実施や継続を促すことが期待できる.そこで著者らは足踏み運動を用いたシリアスゲームの開発に加わり,開発を進める上で必要な課題となった足踏み運動の動作特性の検討を担った.そして次の知見を提供し,開発に貢献した.1)足踏み運動のリズムや足部挙上高を変えることにより2.5~5.9METsの範囲にて運動強度を調節可能であること,2)両脚支持期割合をモニタリングすることにより,股関節屈曲角度を推定できること,3)足踏み運動シリアスゲームは高齢者にとって容易に実践でき,安全かつ効果的に実施できる運動強度内に概ね収まること.(著者抄録)

シソーラス用語： *ゲーム ,  *老人 ,  動作 ,  *強度 ,  心拍 ,  判定基準 ,  屈曲度 ,  計算機利用システム
準シソーラス用語： 3次元動作解析システム ,  METS ,  *シリアスゲーム ,  *運動強度 ,  股関節屈曲角度 ,  *高齢者 ,  人体運動

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (10件)：

• 1)厚生労働省. 健康づくりのための身体活動基準2013, https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf (参照 2019-2-11).
• 2)池上晴夫. “運動処方の考え方”. 現代の体育・スポーツ科学 新版運動処方-理論と実際-. 朝倉書店, 1990, p.145-151.
• 3)松隈浩之, 東浩子, 他. 超高齢化社会におけるリハビリ用シリアスゲームの意義. 情報の科学と技術. 2012, 62(12), p.520-526.
• 4)松隈浩之, 藤岡定, 他. 起立-着席訓練のためのリハビリテーション用シリアスゲームの研究開発. 情報処理学会論文誌. 2012, 53(3), p.1041-1049.
• 5)Mian, O.S.; Thom, J.M.; et al. Metabolic cost, mechanical work, and efficiency during walking in young and older men. Acta Physiologica. 2006, 186(2), p.127-139, doi: 10.1111/j.1748-1716.2006.01522.x

タイトルに関連する用語 (3件)： シリアスゲーム ,  開発 ,  運動