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J-GLOBAL ID:202002275125609164   整理番号:20A2285273

ポーランドの下痢性および非下痢性ヒト由来のCampylobacter株における抗菌薬耐性および病原性関連マーカー【JST・京大機械翻訳】

Antimicrobial Resistance and Virulence-Associated Markers in Campylobacter Strains From Diarrheic and Non-diarrheic Humans in Poland
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  ページ: 1799  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Campylobacterは細菌性胃腸炎の最も一般的な原因の1つである。しかし,疾患の臨床経過は症状と重症度で変化する。本研究の目的は,全ゲノム配列決定(WGS)を用いて,ポーランドの検査と糞便サンプリング時に下痢と非下痢便を有するヒトからCampylobacter jejuni(34分離株)とC.coli(9分離株)を特性化することであった。マルチ遺伝子座配列タイピング(MLST)分析は,非下痢者からの17の分離株の間で,下痢と13のSTsからの26のCampylobacter分離株の間で,合計20の配列タイプ(STs)を有する高い多様性を明らかにした。ST-50とST-257は両群で最も一般的であった。表現型耐性率はシプロフロキサシンで74.4%,スルファメトキサゾール/トリメトプリムで67.4%,アモキシシリンで58.1%,テトラサイクリンで48.8%,セフトリアキソンで46.5%であった。単一分離株のみがエリスロマイシン,ゲンタマイシンおよびアモキシシリン/クラブラン酸に耐性であった。アモキシシリン,フルオロキノロン類,テトラサイクリン類およびアミノグリコシド類に対する全体的な遺伝子型耐性は,分離株のそれぞれ93.1,67.4,48.8および11.6%で生じると予測された。分離株のいずれもerm(B)遺伝子の存在または23S rRNAの突然変異を示さなかった。L4およびL22リボソーム蛋白質における重要な標的領域には変化は見られなかった。CmeABC排出ポンプに関しては,調節領域に影響する一連の変異が認められた。すべてのCampylobacter分離株は,接着(cadF,jlpA,porA,およびpebA)と浸潤(ciaB,pldA,およびflaC)に関連した遺伝子を持っていた。IV型分泌系(T4SS)は下痢性(15.4%,CI95%:6.1~33.5%)と非下痢(23.5%,CI95%:9.6~47.3%)の分離株で発見された。細胞致死性拡張毒素cdtABC遺伝子クラスターおよびVI型分泌系(T6SS)の存在率は,下痢のヒトから得たCampylobacter分離株において高かった(96.2%,CI 95%:81.7~99.3%および26.9%,CI 95%:13.7~46.1%),非下痢者由来の分離株(76.5%,CI 95%:52.7~90.4%および11.8%,CI 95%:3.3~34.3%)より高かった。試験した病原性因子における2群間の統計的に有意な差の欠如は,宿主の個々の感受性が感染株の特性よりも疾患転帰においてより決定的な役割を果たすことを示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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