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J-GLOBAL ID：202002275449124904   整理番号：20A0196433

高圧下の高密度Fe_56クラスタNd_2Fe_14Bの結晶構造【JST・京大機械翻訳】

Crystal structure of high-density Fe₅₆ cluster Nd₂Fe₁₄B under high pressure

著者 (2件)： Tajiri Takayuki (Faculty of Science, Fukuoka University, 8-19-1 Nanakuma, Jonan-ku, Fukuoka 814-0180, Japan) ,  Mito Masaki (Graduate School of Engineering, Kyushu Institute of Technology, 1-1 Sensui-cho, Tobata-ku, Kitakyushu 804-8550, Japan)
資料名： Journal of Magnetism and Magnetic Materials  (Journal of Magnetism and Magnetic Materials)
巻： 498  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0644A  ISSN： 0304-8853  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Nd_2Fe_14Bは,1つの単位セル中に56のFe原子を含む高密度Feクラスタである。2GPaまでの圧力で~30nmのサイズのナノ結晶から成る等方性Nd_2Fe_14B磁石の結晶構造を調べた。Rietveld精密化を用いたX線回折測定の結果は,Feクラスタ,NdおよびB原子サイトにおける各Fe原子サイトの変位を明らかにした。正方晶系対称性の格子定数,aおよびcは外部圧力に比例して減少したが,aおよびcの両方に対する収縮比は約0.5GPaで変化した。しかし,各原子位置は非単調圧力依存性を示した。原子位置の変位の傾向は,0.4±0.1GPaの特性圧力で変化した。最大値を超えると,ほとんどの原子はより低い圧力でそれらの変位の反対方向にシフトした。したがって,それらは周囲圧力での位置に向かって回復傾向を示した。Nd,FeおよびB原子間の結合角および結合長もまた,特性圧力依存性を示した。圧力が増加すると,Feクラスタ層の三角プリズムの基底三角形は~0.5GPaまで歪んだが,三角プリズムの歪は0.5GPa以上で徐々に減少した。最も重いNd原子の原子位置は,変化を特徴付けるための重要な構造パラメータであった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 正方晶系 ,  X線回折 ,  構造パラメータ ,  核間距離 ,  磁石 ,  格子定数 ,  対称性 ,  ナノ結晶 ,  圧力効果 ,  プリズム ,  外圧 ,  *結晶構造 ,  *ネオジム ,  *クラスタ ,  *鉄

著者キーワード (5件)： Nd_2Fe_14B ,  結晶学的構造 ,  X線回折 ,  高圧 ,  原子位置

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高圧 ,  高密度 ,  クラスタ ,  結晶構造