文献
J-GLOBAL ID:202002275470060077   整理番号:20A2244993

リゾホスファチジン酸受容体-2(LPA2)シグナリングを介したG12/13とGi蛋白質の協調はシスプラチンへの癌細胞生存を増強する【JST・京大機械翻訳】

Cooperation of G12/13 and Gi proteins via lysophosphatidic acid receptor-2 (LPA2) signaling enhances cancer cell survival to cisplatin
著者 (7件):
資料名:
巻: 532  号:ページ: 427-432  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
G蛋白質共役LPA受容体(LPA_1からLPA_6)の6つのサブタイプを介したリゾホスファチジン酸(LPA)は様々な癌細胞機能を仲介する。本研究の目的は,シスプラチン(CDDP)に対する癌細胞生存に及ぼすLPA_2を介したG12/13およびGi蛋白質の協同効果を評価することであった。細胞生存アッセイにおいて,細胞を24時間ごとにCDDPで2日間処理した。線維肉腫HT1080細胞から確立された長期CDDP処理(HT-CDDP)細胞を,LPA_2アゴニスト,GRI-977143で前処理した。HT-CDDP細胞のCDDPに対する細胞生存率は,GRI-977143によって有意に増加した。CDDPに対する高い細胞生存率はLPA_2ノックダウンにより抑制された。G12/13蛋白質はRho仲介シグナル伝達を刺激するので,RhoAとRhoCノックダウン細胞はHT1080細胞(それぞれHT1080-RhoAとHT1080-RhoC細胞)から発生した。GRI-977143の存在下で,HT1080-RhoAとHT1080-RhoC細胞はCDDPに対する低い細胞生存率を示した。一方,Gi蛋白質はアデニル酸シクラーゼ(AC)活性を阻害する。細胞生存アッセイの前に,細胞をGi蛋白質阻害剤,百日咳毒素(PTX)で24時間処理した。HT1080細胞のCDDPに対する細胞生存率はPTXにより有意に減少した。さらに,HT1080-RhoAとHT1080-RhoC細胞をPTXで前処理すると,両細胞のCDDPに対する細胞生存率はPTXにより顕著に阻害された。本結果は,LPA_2により活性化されたG12/13とGi蛋白質の協調がCDDPで処理したHT1080細胞の細胞生存を増強することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究 

前のページに戻る