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J-GLOBAL ID：202002275530220235   整理番号：20A0169984

名古屋大学環境安全衛生管理室の安全教育に関する取り組み

Initiatives for safety education by Environment, Safety & Health Office in Nagoya University

著者 (5件)： 錦見端 (名古屋大学環境安全衛生管理室) ,  林瑠美子 (名古屋大学環境安全衛生管理室) ,  三品太志 (名古屋大学環境安全衛生管理室) ,  三品太志 (名古屋大学全学技術センター) ,  富田賢吾 (名古屋大学環境安全衛生管理室)
資料名： 環境と安全(Web)  (Journal of Environment and Safety (Web))
巻： 10  号： 3  ページ： 189-196(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0575A  ISSN： 2186-3725  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学における構成員の安全確保のためには,長期的な視野で計画的に安全教育のプログラムを構築し,継続的に改善していくことが重要である。こうした観点から最近数年間に名古屋大学環境安全管理室が実施した大学全体を対象とした安全教育に関する取り組みについて報告する。特に,取り組みの初期段階に学内規定(ガイドライン)という形で「名古屋大学の安全教育として達成すべき目標」を示したことは,安全教育関係者のみならず学内の構成員に安全教育の重要性を認識させる上で非常に有効だった。ガイドラインに基づく多様な教育機会の提供及び教育コンテンツの工夫等により,徐々にではあるが学内の様々な構成員の安全意識が向上してきている。今後,さらに内容を充実するため,引き続き課題に取り組んでいく。(著者抄録)

シソーラス用語： 大学 ,  安全管理 ,  *安全教育 ,  *安全性 ,  指針
準シソーラス用語： 名古屋大学 ,  安全衛生管理 ,  *環境安全性

著者キーワード (6件)： 大学 ,  安全教育 ,  安全教育ガイドライン ,  university ,  safety education ,  guidelines for safety education

分類 (1件)： 環境工学一般  (SA01010K)

引用文献 (10件)：

• 1) 日野出洋文, 岡本昌樹: 東京工業大学における安全管理と環境安全教育, 安全工学 47(6), 339-346, 2008.
• 2) 刈間理介: 米国の大学の教育・研究における安全教育, 安全工学 47(6), 334-338, 2008.
• 3) 小柴佑介, 高橋速, 大谷英雄: 効果的な火災安全教育のための化学系学生の防火知識およびリスク認知に係る質問紙調査:学年による差異, 環境と安全 7(3), 205-211, 2016.
• 4) 陳寧, 三品太志, 村田静昭, Ruth Vergin, 田中寿郎: 名古屋大学における留学生および外国人研究員に対する安全教育・講習の効果, 環境と安全 7(1), 11-16, 2016.
• 5) 辻佳子, 富田賢吾: 環境安全教育の取り組み, 大学等環境安全協議会会誌 43, 17-19, 2018.

タイトルに関連する用語 (3件)： 環境 ,  安全衛生管理 ,  教育