文献

J-GLOBAL ID：202002275573236193   整理番号：20A0785699

ポリ(エチレングリコール)ジアクリレート(PEGDA)ベースヒドロゲルナノ粒子の分解プロファイル【JST・京大機械翻訳】

Degradation profiles of poly(ethylene glycol)diacrylate (PEGDA)-based hydrogel nanoparticles

著者 (5件)： Stillman Zachary (Department of Chemical and Biomolecular Engineering, University of Delaware, USA. [e-mail]) ,  Jarai Bader M. ,  Raman Nisha ,  Patel Premal ,  Fromen Catherine A.
資料名： Polymer Chemistry  (Polymer Chemistry)
巻： 11  号： 2  ページ： 568-580  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2349A  ISSN： 1759-9954  CODEN： PCOHC2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒドロゲルナノ粒子(ナノゲルとしても知られている)は,分析,センサ,ドラッグデリバリー,免疫工学,およびバイオテクノロジーを含む広範囲の応用に利用されてきた。これらのタイプのナノ粒子は,標準的なコロイド特性化技術を用いて特性化できるが,典型的には,ナノ粒子の分解速度を著しく過小評価する傾向がある膨潤比とレオロジー測定を適用することによって,典型的には,同じ処方を持つバルクゲルのそれらから推定されなければならない。ここでは,水中でのポリ(エチレングリコール)ジアクリレート(PEGDA)に基づくヒドロゲルナノ粒子のエステル加水分解による分解の分析,pH条件,および還元環境を提示した。熱重量分析と質量分析を用いてこの特性化を行い,分解と生成物の速度を分析し,結果を等価バルクゲル製剤の結果と比較した。著者らの知見は,PEGDAに基づくナノ粒子が,流体力学的直径の無視できる変化を伴う時間にわたって著しい質量損失を示し,バルクモードの分解を示すことを示した。ナノ粒子の質量損失は,比較可能な培養条件下でバルクゲルよりもはるかに高い速度で起こり,バルクゲル分解がナノ粒子分解のための不十分な代替物として役立つことを確認した。さらに,他のジアクリレート系共単量体の組込みがナノ粒子分解速度を劇的に加速することを示した。共単量体含有量とPEGDAの重量パーセントの定式化を通して,PEGDAベースのナノ粒子の分解速度を数時間から数週間に調整する能力を実証した。これらの知見は,PEGDAヒドロゲルナノ粒子の可同調性と有用性を強化するための重要な設計考察を強調し,ナノゲル分解の特性化のための厳密な枠組みを紹介する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コロイド ,  *ナノ粒子 ,  還元環境 ,  *ゲル ,  定式化 ,  膨潤 ,  加水分解 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  質量分析 ,  *ヒドロゲル ,  培養条件 ,  レオロジー ,  エステル ,  *ポリエチレングリコールジアクリレート ,  熱重量分析

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (6件)： エチレングリコール ,  PEGDA ,  ヒドロゲル ,  ナノ粒子 ,  分解 ,  プロファイル