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J-GLOBAL ID：202002275612789986   整理番号：20A0213949

保護されたボロン酸の反応性-保護基か,保護基でないのか,それは問題だ

著者 (2件)： 武藤雄一郎 (東京理大 理) ,  斎藤慎一 (東京理大 理)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 75  号： 2  ページ： 70-71  発行年： 2020年02月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・化学反応において必要な化学的に安定であると同時に容易に脱保護可能な有機ボロン酸誘導体の開発。
・副反応を抑制し,反応を選択的に進行させるためのボロン酸保護基を用いる反応例とその反応性,反応条件を最適化することで脱保護を経由しない,ハロゲン化アリールとアルケニルホウ素化合物のSuzuki反応の例。
・保護されたボロン酸であるが,特定の条件では,高い反応性を示し,Suzuki反応の基質として直接利用可能である,アルケニルホウ素化合物およびアリールホウ素化合物。

シソーラス用語： *脱保護基 ,  *官能基保護 ,  Suzuki反応 ,  ヒドロホウ素化 ,  *有機ホウ素化合物 ,  反応性 ,  アルケニル基

分類 (2件)： 有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (2件)： 2-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1,3-ジアザ-2-ボラ-1H-フェナレン ,  2-フェニル-2,3-ジヒドロ-1,3-ジアザ-2-ボラ-1H-フェナレン

タイトルに関連する用語 (3件)： ボロン酸 ,  反応性 ,  保護基