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J-GLOBAL ID:202002275808928446   整理番号:20A0647970

Cr(III)とNaClの複合効果はキノア(Chenopodium quinoa Willd.)における金属取り込み,栄養素含量および遺伝子発現の変化を決定する【JST・京大機械翻訳】

The combined effect of Cr(III) and NaCl determines changes in metal uptake, nutrient content, and gene expression in quinoa (Chenopodium quinoa Willd.)
著者 (6件):
資料名:
巻: 193  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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世界の多くの地域は,塩分と重金属汚染によって同時に影響を受ける。塩生植物は,高塩濃度から誘導される浸透圧ストレスとイオン毒性の両方に耐える能力により,そのような土壌の修復における有用な候補と考えられる。キノア(Chenopodium quina Willd)は,非生物的ストレス(干ばつ,塩分,霜)に対して高い耐性を持つ塩生植物であるが,重金属に対処する能力はまだ十分に研究されていない。このポット試験において,植物抽出能,栄養レベル(P及びFe)に及ぼす影響,及び生理食塩水又は非塩性土壌で生育したキノア植物におけるCr(III)の適用に応答した遺伝子発現の変化を調べた。植物を150mM NaClの存在下または不在下でCr(NO_3)_3 9H_2Oの500mg kg(-1)土壌に3週間曝露した。結果は,植物がCr(III)のこの土壌濃度に耐えることができることを示した。金属は主に根に蓄積し,NaClの存在下で最高濃度(約2.6mg g-1)DWに達した。塩分土壌では,葉のNa濃度はCr(III)により有意に減少した。葉へのリンの転流はCr(III)の存在下で減少し,一方,Fe蓄積はNaClのみの処理により強化された。プロリン(P5CS),グリシンベタイン(BADH),トコフェロール(TAT)およびフェノール化合物(PAL)の生合成の原因である,硫酸塩,鉄およびリン酸輸送体,フィトケラチン,メタロチオネイン,グルタチオンシンテターゼ,デヒドリン,Hsp70および酵素をコードする遺伝子についてリアルタイムRT-qPCR分析を行った。Cr(III),特にCr(III)+NaClは調べた遺伝子の大部分の転写産物レベルに影響し,Crへの耐性はリンと硫黄の配分の変化,及びストレス保護分子の活性化と関連していることを示した。ほとんどの場合,中程度の食塩水条件はこの応答を強化し,キノアの塩生がクロムストレスに応答する植物のプライムに寄与することを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 

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