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J-GLOBAL ID:202002275829896530   整理番号:20A2397871

東洋カキDiospyros kaki(ツツジ目:カキノキ科)果樹園におけるヨーロッパミツバチApis mellifera(膜翅類:ミツバチ科)の受粉効果

Pollination effectiveness of European honeybee, Apis mellifera (Hymenoptera: Apidae), in an Oriental persimmon, Diospyros kaki (Ericales: Ebenaceae), orchard
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 405-412  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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東洋(または日本)カキの最も一般的な品種であるDiospyros kaki Thunb.(ツツジ目:カキノキ科)は,主に雌花をセットし,受粉のために他の栽培品種の雄花からの花粉を必要とする。栽培家は,しばしばヨーロッパミツバチApis mellifera L.(膜翅類:ミツバチ科)を果樹園に導入し,受粉を促進する。本稿では,D.kaki「サイジョウ」に対するA.melliferaの受粉効果を,花の訪問者のモニタリング,ハチの体表面での花粉粒の分析,並びに異なる花粉媒介者アベイラビリティを有する年の間での果実における成熟種子数の比較によって調べた。Apis melliferaおよびマルハナバチBombus ardens ardens Smith(膜翅類:ミツバチ科)は3年間の主要な訪問者であったが,それらの優占は年の間で変動した。成熟種子の数は,D.kaki花を訪れるB.ardens ardensの数と正に相関したが,A.melliferaのそれとは相関しなかった。Apis melliferaは,雌花への訪問者がその体表面で運ぶ花粉粒がB.ardens ardensのそれらよりも有意に少ないので,効果が低いかもしれない。巣入口で捕獲されたミツバチの花粉負荷の分析から,我々の研究地点における花粉源として,D.kakiをこえるアカツメクサTrifolium pratense L.(マメ目:マメ科)およびトキシコデンドロン属spp.(ムクロジ目:ウルシ科)の嗜好性が示唆された。D.kaki受粉に対するA.melliferaの有効性は,共存する花と花粉媒介者種の影響を考慮して注意深く評価されるべきである。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  果樹 

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