文献
J-GLOBAL ID:202002275904556960   整理番号:20A2647917

ラットにおける炎症性腸疾患治療のための葉酸標的レスベラトロール負荷ナノ粒子の経口送達【JST・京大機械翻訳】

Oral delivery of folate-targeted resveratrol-loaded nanoparticles for inflammatory bowel disease therapy in rats
著者 (12件):
資料名:
巻: 262  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,レスベラトロールを迅速分解から保護し,その薬物動態を改変し,その腸透過性を増加するために,葉酸を標的にしたレスベラトロール負荷PLGAナノ粒子を開発した。次に,TNBS誘発大腸炎モデルにおける結腸炎症の抑制において,調製したシステムの治療効果を評価した。この点に関して,レスベラトロールをPLGAおよびFA共役PLGAにカプセル化し,それぞれ非標的化(PLGA-RSV)および標的化(PLGA-FA-RSV)プラットフォームを調製した。得られた結果は,調製した製剤が,PLGA-RSVで90.7%±5.1%,PLGA-FA-RSVで59.1%±3.3%の高いカプセル化効率でレスベラトロールをカプセル化することを示した。in vitro放出実験は,調製した製剤が,模擬胃条件(HCl0.1N,pH1.2)下で,良好な量のレスベラトロールを保持でき,一方,有意な量のレスベラトロールが,模擬腸条件(PBS,pH7.4)下で放出されたことを示した。180分の間のCaco-2単層を通したトランスウェル透過性率は,レスベラトロール,PLGA-RSVおよびPLGA-FA-RSVに対してそれぞれ4.5%,61%および99%であった。TNBS結腸炎症誘導7日後のラット腸切片(ヘマトキシリンとエオシン染色)の病理学的分析は,FA-PLGA-RSVとPLGA-RSVの経口投与が炎症を有意に阻害し,好中球とリンパ球蓄積を減少できることを示した。葉酸標的系が結腸炎症の抑制において最も高い有効性を示すことは注目に値する。生分解性葉酸標的化PLGAナノ粒子へのレスベラトロールのカプセル化は,結腸炎症を抑制する強力なプラットホームを導入し,これにより臨床翻訳に対する大きな能力を提供すると結論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  泌尿器作用薬の基礎研究  ,  医用素材  ,  神経の基礎医学 

前のページに戻る