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J-GLOBAL ID:202002276143028051   整理番号:20A1003260

亜熱帯オーストラリアにおけるイヌ糞便汚染検出のための信頼できるマーカー遺伝子の同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of reliable marker genes for the detection of canine fecal contamination in sub-tropical Australia
著者 (7件):
資料名:
巻: 718  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水生環境における動物糞便汚染はヒトにおける動物性疾患の主要な発生源である。懸念は家畜に焦点を合わせているが,イヌのような仲間動物も広範囲の人畜共通病原体の源となり得る。したがって,水生環境におけるイヌまたはイヌ糞便汚染の検出は,リスクを軽減するために重要である。本研究において,4つのイヌの糞便関連マーカー遺伝子の宿主感受性と特異性を,30匹のイヌと240匹の非イヌ糞便サンプルを分析することによって評価した。また,これらのマーカーの適用を,乾燥気象条件下の都市河川からの水中で試験した。Bacteroides BacCan-UCD,DogBact,DF113およびDF418の宿主感受性値は,それぞれ1.00,0.90,0.83および0.90であった。BacCan-UCD,DogBact,DF113およびDF418の宿主特異性値は,それぞれ0.87,0.98,0.83および0.41であった。DF418の平均濃度は,最も高く(7.82±1.13log_10遺伝子コピー(GC)/g糞便),続いて,BacCan-UCD(7.61±1.06log_10GC/g)とDogBact(7.15±0.92log_10GC/g)であった。DF113(5.80±1.25log_10GC/MS)の平均濃度は,他のマーカー遺伝子より1.5~2.5桁低かった。DogBactマーカー遺伝子は,少数の未処理下水試料以外の他の動物糞便では検出されなかった。BacCan-UCDマーカー遺伝子はネコ,ニワトリ及びブタ糞便試料と交差反応したが,DF113マーカー遺伝子はネコ,ニワトリ,ウシ糞便及び未処理下水試料と交差反応した。DF418マーカー遺伝子は全ての下水及び動物糞便で検出され,亜熱帯オーストラリアにおけるイヌ糞便汚染追跡に適していないと考えられた。イヌ糞便汚染は環境水試料においてまれに検出された。本研究で得られた結果に基づいて,少なくとも2つのイヌの糞便関連マーカー遺伝子が野外研究に使用されるべきであることを推奨した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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河川汚濁  ,  動物に対する影響  ,  微生物学(ウイルス以外)一般  ,  重金属とその化合物一般  ,  水質汚濁一般 

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