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J-GLOBAL ID:202002276165812591   整理番号:20A2628322

フッ化物シャトル電池:リチウムビス(oxalato)ボラートとトリフェニルボロキシンの混合物を含む有機液体電解質中のBiF_3電極の性能について【JST・京大機械翻訳】

Fluoride shuttle batteries: On the performance of the BiF3 electrode in organic liquid electrolytes containing a mixture of lithium bis(oxalato)borate and triphenylboroxin
著者 (3件):
資料名:
巻: 357  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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典型的な有機液体電解質系フッ化物シャトル電池(FSB)において,特定のアニオンを結合できるホウ素系アニオンアクセプタ(AA)の高濃度が,十分な量の溶解フッ化物塩を提供するために必要とされる。本研究では,有機液体電解質としてリチウムビス(oxalato)ボラート(LiBOB)とAA,トリフェニルボロキシン(TPhBX)の混合物を用いた。等しい濃度のLiBOB,TPhBXおよび飽和フッ化セシウム(CsF)を含むテトラグリム(G4)系電解質系(LiBOB_0.25/TPhBX_0.25/sat_CsF/G4)を調製した。BiF_3電極の電気化学的適合性に及ぼすAA量の低減とLiBOBとTPhBXの混合物の使用の潜在的効果をサイクリックボルタンメトリー,充放電試験,交流インピーダンス測定により調べた。電解質添加剤としてLiBOB/TPhBX混合物を用いることの潜在的な利点は,それがイオン伝導率を増加させ,カソードおよびアノード安定性ウィンドウを広げ,BiF_3正極の電気化学的性能を増強するという事実を含む。さらに,Raman顕微鏡法によれば,LiBOB_0.25/TPhBX_0.25/sat_CsF/G4におけるBiF_3微粒子のFSB反応機構に対して,直接挿入機構が支配的であった。これらの改良は,セシウムカチオン移動度が減少するとき起こるフッ素アニオン移動度の増加に起因する。これは,LiBOBとTPhBX間の相互作用によるセシウムカチオンの安定化の結果である。したがって,LiBOBとTPhBXの等しい濃度の混合は,電解質の安定性を確実にする有望な代替方法であり,レドックス反応中の活性材料の潜在的な損失を防ぐことができる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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二次電池  ,  電気化学一般 

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