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J-GLOBAL ID：202002276261512643   整理番号：20A2437592

地域で定期的に行われるサイエンスカフェはどのような意義を生み出しているのか

What significance is created by regular science cafes in the community?

著者 (9件)： 奥本素子 (北大) ,  池田貴子 (北大) ,  川本思心 (北大) ,  種村剛 (北大) ,  西尾直樹 (北大) ,  PARK Hyunjun (北大) ,  早岡英介 (北大) ,  古澤輝由 (立教大) ,  村井貴 (常葉大)
資料名： 日本科学教育学会年会論文集(Web)
巻： 44th  ページ： 265-268 (WEB ONLY)  発行年： 2020年08月25日 
JST資料番号： U1940A  ISSN： 2433-2925  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,地域で定期的に開催されているサイエンスカフェの来場者調査を通して,日本型のサイエンスカフェがどのような人々を取り込み,どのように地域におけるPublic involvementに成功していったのかについて検討していった.その結果,継続的に地域で開催するサイエンスカフェの来場者分析を通して,継続的にサイエンスカフェを実施することの利点というものが見えてきた.一つは,継続的にサイエンスカフェを行うことによって,初来場者を一定程度獲得することができるという点である.特に,街中での開催によって,意図的に参加しないタイプの来場者も参加させることが可能になる.また,初来館者にとってサイエンスカフェは楽しい経験であるが,経験を積むことによって参加者の中でも積極的に科学について考える姿勢が生まれることも,来場回数ごとの自由記述の分析より明らかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： *コミュニケーション ,  *科学者 ,  *アンケート ,  *科学技術 ,  大学 ,  北海道 ,  参入 ,  人間 ,  記述
準シソーラス用語： *サイエンスカフェ ,  参加者 ,  自由記述 ,  質問紙調査 ,  北海道大学

分類 (1件)： 科学技術政策・制度・組織  (AA02000O)

タイトルに関連する用語 (2件)： 地域 ,  サイエンスカフェ