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J-GLOBAL ID:202002276293700540   整理番号:20A0646536

白色光内視鏡検査は無作為化および非劣性研究におけるLynch症候群サーベイランスに適している【JST・京大機械翻訳】

White-Light Endoscopy Is Adequate for Lynch Syndrome Surveillance in a Randomized and Noninferiority Study
著者 (51件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 895-904.e1  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Lynch症候群を有する患者における結腸直腸癌サーベイランスのために,色素に基づくパン結腸色素内視鏡検査が推奨される。しかし,高精細白色光内視鏡に対する優位性を支持する証拠は少ない。著者らは,Lynch症候群患者における腺腫の検出のために,高い検出結腸鏡検査者,高い定義,白色光内視鏡検査の手において,汎結腸色素内視鏡検査に対して非劣るか否かを評価する前向き研究を行った。不整合修復遺伝子(60%女性;平均年齢,47±14歳)における病原性生殖細胞系変異体を有する成人のスペインの14施設において,2016年7月から2018年1月までの並行制御研究を実施した。患者は,結腸直腸癌に対するハイリスク患者における結腸直腸病変の検出に特化した24人の結腸鏡検査士により,高精細白色光内視鏡検査(n=128)またはパン結腸色素内視鏡検査(n=128)評価を受けた群に無作為に割り当てられた。腺腫検出率(少なくとも1腺腫を有する患者の割合と定義)を,15%の非劣性マージン(相対差)を有する群間で比較した。著者らは,信頼区間(CIs)の重要な重なりを発見し,そして,結腸直腸色素内視鏡検査(34.4%;95%CI26.4%-43.3%)対白色光内視鏡検査(28.1%;95%CI21.1%-36.4%;P=0.28)による腺腫検出率に有意差はなかった。しかし,パン結腸色素内視鏡検査では,白色光内視鏡よりも有意に高い割合の患者(37.5%;95%CI29.5~46.1)において鋸歯状病変が検出された(23.4%;95%CI16.9~31.4;P=0.01)。しかし,患者の割合における群間に有意差は認められず,近位位置(11.7%対10.2%;P=0.68),または固定性鋸歯状病変(3.9%対5.5%;P=0.55)の,5mm以上の鋸歯状病変を有する患者の割合に有意差はなかった(9.4%対7.0%;P=0.49)。全処置およびパン結腸色素内視鏡検査による離脱時間(それぞれ30.7±12.8分および18.3±7.6分)は,白色光内視鏡検査(22.4±8.7分および13.5±5.6分;P<0.001)より有意に長かった。無作為化並行試験において,Lynch症候群サーベイランスに対して,高精細白色光内視鏡検査は,経験的および専用内視鏡医により施行された場合,パン結腸色素内視鏡検査より劣らないことを見出した。ClinicalTrials.gov no:NCT02951390。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 

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