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J-GLOBAL ID:202002276452603853   整理番号:20A0523199

アラビドプシスのシグマ因子AtsAg5を過剰発現する移植タバコ植物における葉緑体psbD光応答プロモーターとpsaA/Bプロモーターの選択的活性化【JST・京大機械翻訳】

Selective Activation of Chloroplast psbD Light-Responsive Promoter and psaA/B Promoter in Transplastomic Tobacco Plants Overexpressing Arabidopsis Sigma Factor AtSIG5
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 168-175  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3645A  ISSN: 0929-8665  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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背景:プラスチドにコードされた真正細菌型RNAポリメラーゼ(PEP)は葉緑体における光合成遺伝子の転写において重要な役割を果たしている。特に,psaA,psaB,psbAおよびpsbD遺伝子を含むいくつかの反応中心遺伝子は,成熟葉緑体においてPEPにより異なって転写される。しかしながら,PEPによる反応中心遺伝子転写におけるプロモーター選択の分子機構は良く理解されていない。【目的】:シグマ因子蛋白質は,細菌と同様に葉緑体におけるコアPEPによる直接プロモーター選択を直接促進する。AtSIG5はpsbD光応答プロモーター(psbD LRP)活性に必須のユニークな葉緑体シグマ因子である。葉緑体転写におけるAtSIG5の役割をより詳細に解析するため,葉緑体トランスジェニック植物におけるプラスチドコード遺伝子の転写に及ぼすAtSIG5過剰発現の影響を評価した。【結果】葉緑体トランスジェニックタバコ(CpOX-AtSIG5)は,葉緑体において非常に高いレベルでAtSIG5蛋白質を蓄積した。組換えAtSIG5の極度に高レベルの発現により,ほとんどのPEPホロ酵素は,CpOXAtSIG5葉緑体に組換えAtSIG5を含む可能性が最も高い。したがって,in vivoでAtSIG5のプロモーター選択性を評価することができる。AtSIG5の過剰発現は,PSIコア蛋白質をコードするPSII反応中心D2蛋白質とpsaA/Bオペロン転写物をコードするpsbD LRP転写物の発現を有意に増加させた。さらに,run-on転写解析により,AtSIG5がpsaA/BプロモーターとpsbD LRPを優先的に認識することを明らかにした。さらに,psbD LRPは光と暗に関係なくCpOX-AtSIG5植物において構成的に活性であることを見出した。結論:AtSIG5はおそらく成熟葉緑体における反応中心遺伝子の異なる転写において有意な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2020 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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