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J-GLOBAL ID：202002276638406778   整理番号：20A2784024

実際の酸性硫酸塩土壌における高酸性湿地の植物根から分離したアルミニウム耐性細菌,Acidocella alminiidurans AL46により生産されたアルミニウム結合きょう膜多糖類の構造分析【JST・京大機械翻訳】

Structural analysis of an aluminum-binding capsular polysaccharide produced by Acidocella aluminiidurans strain AL46, an aluminum-tolerant bacterium isolated from plant roots in a highly acidic swamp in actual acid sulfate soil

著者 (2件)： Aizawa Tomoko (Department of Bioscience in Daily Life, College of Bioresource Sciences, Nihon University, Kameino 1866, Fujisawa, Kanagawa, 252-8510, Japan) ,  Urai Makoto (Department of Chemistry for Life Sciences and Agriculture, Faculty of Life Sciences, Tokyo University of Agriculture, Tokyo, 156-8502, Japan)
資料名： Carbohydrate Research  (Carbohydrate Research)
巻： 498  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0929A  ISSN： 0008-6215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸性硫酸塩土壌は東南アジアを通して見出され,その強酸性(pH2~4)は作物生産を減少できる種々の植物成長阻害因子を伴う。これらの因子の中で,土壌酸性度による土壌からのアルミニウム溶出は作物成長を強く阻害し,農業生産にとって特に問題となる。著者らは以前に,ベトナムの酸性硫酸塩土壌に生息する草Panicum repensの根圏から高アルミニウム耐性細菌であるAcidocella allumiidurans株AL46を単離した。本研究では,AL46株の高アルミニウム耐性の基礎となる機構を解明するために,AL46表面多糖類のアルミニウム吸着能力を調べ,カプセル多糖類(AL46CPS)の強い吸着能力を確認した。この知見に基づき,2D DQF-COSY,TOCSY,HSQC,HMBCおよびNOESY実験を行うことによって,1Hおよび13C NMR分光法を用いてAL46CPSの化学構造をさらに決定した。AL46CPSは,以下の構造を持つ三糖類反復単位から成る:[→2)-β-d-Rhap-(1→3)-α-d-Rhap-(1→2)-α-d-Rhap-(1→]_n)。これらの知見は,作物損失を防ぐ酸性環境における新しいアルミニウム吸着物質としてのAL46CPSの適用可能性を強調する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  *アルミニウム ,  農作物 ,  *細菌 ,  根圏 ,  植物成長 ,  *湿地 ,  土壌酸性度 ,  二次元 ,  *酸性 ,  三糖類 ,  キビ属 ,  NOESY ,  溶出 ,  化学構造 ,  *微生物 ,  植物生理

著者キーワード (6件)： 酸性硫酸塩土壌 ,  アルミニウム耐性細菌 ,  Acidocella alminidurans ,  アルミニウム結合きょう膜多糖類 ,  構造 ,  NMR分光法

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (9件)： 酸性硫酸塩土壌 ,  酸性 ,  湿地 ,  植物根 ,  アルミニウム耐性 ,  細菌 ,  アルミニウム ,  きょう膜多糖 ,  構造分析