文献

J-GLOBAL ID：202002276790775887   整理番号：20A0189231

結核菌σ/抗σ因子相互作用における特異性決定因子の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of specificity determinants in Mycobacterium tuberculosis σ/anti-σ factor interactions

著者 (3件)： Jamithireddy Anil Kumar (Molecular Biophysics Unit, Indian Institute of Science, Bangalore, 560012, India) ,  Runthala Ashish (Department of Biotechnology, Koneru Lakshmaiah Education Foundation, Vaddeswaram, Guntur, Andhra Pradesh, 522502, India) ,  Gopal Balasubramanian (Molecular Biophysics Unit, Indian Institute of Science, Bangalore, 560012, India)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 521  号： 4  ページ： 900-906  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過剰細胞質機能(ECF)σ因子/調節蛋白質(抗σ因子)対は細菌における遺伝子発現の環境仲介変化を支配する。不活性σ/抗σ因子複合体からのECFσ因子の放出は特異的環境刺激により誘発される。遊離σ因子はRNAポリメラーゼと会合し,その標的レギュロンにおける遺伝子の発現を駆動する。複数のECFσ/抗σ対は,異なるECFσ因子の細胞内レベルの変化と多様な環境刺激を相関させることにより,発現プロファイルの較正された変化を保証する。σ/抗σ因子相互作用の特異性は正確なシグナル伝達に必須である。ここでは,in vitroで異なるM.tuberculosis σと抗σ蛋白質間の相互作用を評価する実験について述べた。相互作用パラメータは,非同族σ/反σ対間のクロストークがありそうであることを示唆した。σ/anti-σ複合体における相互作用特異性を支配する配列及び立体配座決定因子は,実質的な構造保存のために直ちに明白ではない。全てのσ/anti-σ対の配列構造解析は,保存残基がσ/抗σ相互作用の主要決定因子ではないことを示唆し,相互作用特異性における許容限界を設定する潜在的経路を示唆した。非特異的σ/抗σ相互作用は生物学的に重要であり,それはより厳しい要求の下で細菌集団における細胞応答の不均一性に寄与する可能性がある。この知見は,バイオテクノロジーにおける多様な応用のためのσ/抗σ転写開始モジュールを用いた細菌に対する合成生物学アプローチに関連している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 許容限界 ,  遺伝子 ,  立体配座 ,  複合体 ,  *σ因子 ,  *相互作用 ,  クロストーク ,  RNAポリメラーゼ ,  in vitro実験 ,  レギュロン ,  細菌 ,  細胞質 ,  タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  *結核菌

著者キーワード (3件)： 転写調節 ,  蛋白質-蛋白質相互作用 ,  シグナル伝達

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 結核菌 ,  抗σ因子 ,  相互作用 ,  性決定因子 ,  評価