文献

J-GLOBAL ID：202002276848213418   整理番号：20A2442167

SERSによる紙上の老化染料のスポッティング【JST・京大機械翻訳】

Spotting aged dyes on paper with SERS

著者 (6件)： Zoleo Alfonso (Department of Chemical Sciences, University of Padova, Italy, Via Marzolo 1, 35131 Padova, Italy. [e-mail]) ,  Rossi Cecilia ,  Poggi Giovanna ,  Rossi Marta ,  Meneghetti Moreno ,  Baglioni Piero
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 22  号： 41  ページ： 24070-24076  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Raman分光法(SERS)は,非常に低い濃度での分子の非または最小侵襲性同定のための高感度技術である。本研究では,SERSを,ボールポイントペンでスパイクした人工的に熟成した紙上の色素の検出のために,裸のレーザアブレーション金ナノ粒子(AuNPs)を利用して開発した。SERSによるインクに関するいくつかの研究は文献に存在するが,それらの大部分は新しく調製した製品に関する研究を報告しており,SERSを用いたエージング染料とインクの検出に関する情報は少ない。ボールポイントインキは日常活動で一般的に使用されているが,いくつかの現代芸術家が採用している。これらのインクは光に対して非常に敏感であり,それらは急速に脱色し,それらの検出を要求する。本研究では,2種類の紙上のボールポイントペンインクのSERSスペクトルを光誘起エージング後に分析し,色素-AuNP相互作用の重要性を考察した。結果は,Cultural Heriage Fieldにおける興味の如きのような時効試料のSERSスペクトルの解釈が,トリクシーで繊細な操作であり,プラズモンナノ粒子のホットスポット領域への染料の拡散が,劣化したインク成分の検出において中心的な役割を果たすことを示した。したがって,分子-プラズモンナノ粒子相互作用に影響する要因の適切な評価と,分析すべき芸術の歴史は,スペクトルの誤解釈を避け,その結果,分析した芸術品の元の組成に基本的である。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 時効 ,  相互作用 ,  プラズモン ,  *染料 ,  色素 ,  インク ,  スペクトル ,  ホットスポット ,  高感度 ,  表面増強Raman分光法 ,  レーザアブレーション ,  ナノ粒子
準シソーラス用語： 光誘起 ,  金ナノ粒子 ,  侵襲性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 老化 ,  染料