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文献
J-GLOBAL ID:202002276988882824   整理番号:20A0262216

Mg2Ir3Siにおける超伝導:完全に秩序化したLaves相

Superconductivity in Mg2Ir3Si: A Fully Ordered Laves Phase
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 013701.1-013701.4  発行年: 2020年01月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しい三元Laves相化合物を調べ,Mg2Ir3Siを固相反応により合成した。X線回折は,Mg2Ir3SiがMg2Cu3S型構造((P63/mmc,D6h4,No.194)で結晶化することを明らかにし,それは六方晶系Laves相MgZn2の完全に秩序化した変異体に対応した。この構造は,Mg原子の六方晶ダイヤモンドネットワーク,Ir原子の呼吸Kagomeネットワーク,およびSi原子の三角形ネットワークから構成されている。Mg2Ir3Siの電気抵抗率,磁化,および比熱測定は,それが7Kの転移温度で超伝導を示すことを明らかにした。この化合物を,IrとSiの位置が変化する他のLaves相化合物,Li2IrSi3と比較した;Li2IrSi3には,3.8Kの超伝導転移温度を示した。得られた結果は,IrとSi Kagomeネットワークの両方が完全に秩序化したLaves相化合物,すなわちMg2Ir3SiおよびLi2IrSi3中で起こり,前者が超伝導に好ましいことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 
引用文献 (21件):
  • F. Laves and H. Witte, Metallwirtschaft Metallwissenschaft Metalltechnik 14, 645 (1935).
  • F. Laves and H. Witte, Metallwirtschaft Metallwissenschaft Metalltechnik 15, 15 (1936).
  • Y. Ohta and D. G. Pettifor, J. Phys.: Condens. Matter 2, 8189 (1990).
  • R. L. Johnston and R. Hoffmann, Z. Anorg. Allg. Chem. 616, 105 (1992).
  • F. Stein, M. Palm, and G. Sauthoff, Intermetallics 12, 713 (2004).
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