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J-GLOBAL ID：202002277161271904   整理番号：20A2635137

地衣類共生生物のバイオテクノロジー応用:環境毒性の迅速バイオアッセイ【JST・京大機械翻訳】

Biotechnological applications of lichen phycobionts: fast bioassay of environmental toxicity

著者 (2件)： de las Heras Rosa (Department of Biology, Geology, Physics and Inorganic Chemistry (Area of Biodiversity and Conservation), ESCET, Rey Juan Carlos University, Madrid, Mostoles, Spain) ,  Catala Myriam (Department of Biology, Geology, Physics and Inorganic Chemistry (Area of Biodiversity and Conservation), ESCET, Rey Juan Carlos University, Madrid, Mostoles, Spain)
資料名： Symbiosis  (Symbiosis)
巻： 82  号： 1-2  ページ： 69-78  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0856A  ISSN： 0334-5114  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロバイオアッセイは効率的な汚染モニタリングと制御戦略を可能にする。水生環境を代表する自由生活微細藻類は,高感度と再現性のために最も使用されている生物である。しかし,陸生生息場所を代表する試験方法の欠如が長い間強調されてきた。良好な未開発オプションは地衣類フィコビオントの使用である。適切なバイオマーカーの使用は,コストと生物の数の減少をもたらし,コスト効率が高く,迅速で,高感度のマイクロバイオアッセイに寄与する。迅速ミクロバイオアッセイを開発する目的で,処理セルロース紙上に,アキシセンAsterochlorisericiを成長させ,種々の濃度の無機および有機汚染物で乾燥し,再水和した。クロロフィル自己蛍光およびフリーラジカル含有量を,それぞれ,エネルギー学および酸化状態バイオマーカーとして,再水和5分後に測定した。曝露したフィコビオントの蛍光顕微鏡画像も収集した。重クロム酸カリウムと硫酸銅は,高濃度でクロロフィル自己蛍光を減少させたが,ホウ酸とクロフィブル酸は,ほとんど影響がなく,すべて,文献に見られるものと類似のLOECを示した。重金属は非常に低い濃度でフリーラジカルバーストを誘導したが,ホウ酸とクロフィブル酸は中程度で変動する増加を示した。顕微鏡画像は蛍光結果を支持し,より大きな細胞とフリーラジカルバーストを関連させた。いずれの場合も,フリーラジカルLOECは,少なくとも3桁のクロロフィル自己蛍光よりも低く,このミクロバイオアッセイは,低コストで,生態学的に関連性が高いだけでなく,このミクロバイオアッセイを高感度かつ迅速に行う。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  ラジカル ,  汚染物質 ,  重金属 ,  ホウ酸 ,  硫酸銅 ,  クロロフィル ,  *地衣類 ,  *バイオアッセイ ,  ミクロバイオアッセイ ,  生態学 ,  バースト ,  汚染監視 ,  蛍光顕微鏡 ,  バイオマーカー

著者キーワード (6件)： マイクロバイオアッセイ ,  Asterochloris erici ,  汚染物質 ,  クロロフィル自己蛍光 ,  フリーラジカル ,  微小藻類

分類 (2件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地衣類 ,  共生生物 ,  バイオテクノロジー ,  応用 ,  環境毒性 ,  バイオアッセイ