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J-GLOBAL ID:202002277216610068   整理番号:20A0578403

網膜神経線維層厚は非認知症高齢者における海馬および舌の容積と関連する【JST・京大機械翻訳】

Retinal nerve fiber layer thickness is associated with hippocampus and lingual gyrus volumes in nondemented older adults
著者 (19件):
資料名:
巻: 99  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0252A  ISSN: 0278-5846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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網膜神経線維層(RNFL)のような異常な網膜構造は,アルツハイマー病(AD)患者においてしばしば報告されている。しかしながら,認知的に正常な成人におけるRNFLと脳構造の間の関係は不明のままである。したがって,RNFLの厚さが非痴呆高齢者における脳構造容積と関連するかどうかを決定するための横断的調査を行うことを試みた。3T磁気共鳴イメージングにより,光コヒーレンストモグラフィーと脳構造体積によりRNFLの厚さを測定した。認知機能は,神経学的状態の評価のために,中国語版を用いて評価した。ピアソン相関は,RNFL厚さ,脳構造容積および認知機能の間の潜在的関連性をスクリーニングするために最初に使用された。そして,多変量線形回帰モデルを実施し,年齢,性別,教育の年数,および推定総頭蓋内容積(eTIV)を含む可能な交絡因子に対するそのような関連調整をさらに検討した。113名の参加者(≧65歳)をスクリーニングし,そのうち80名(平均年齢:68±5.3歳;48%男性)を最終分析に含めた。時間的象限におけるRNFLの厚さは,年齢,性別,教育およびeTIVの調整後に,内側側頭葉容積[未調整:R=0.155,P=0.175;調整:β=0.205(0.014,0.383),P=0.035]と関連し,特に海馬容積と関連していた[未調整:R=0.213,P=0.062;調整:β=0.251(0.060,0.435),P=0.011]。さらに,下位象限におけるRNFLの厚さは,年齢,性別,教育とeTIVの調整後の後頭葉容積と有意に相関し,舌回容積のサブ構造と選択的に関連した。調整されたものは,選択的に相関していた[非調整:R=0.223,P=0.050;調整:β=0.278(0.058,0.487),P=0.014]。加えて,平均RNFL厚さは,視覚空間/構成の認知ドメインと関連していた[未調整:R=0.114,P=0.322;調整:β=0.216(0.006,0.426),P=0.044]。正常な認知を有する高齢成人において,RNFLの厚さと老化または神経変性に脆弱な脳領域の間には,象限特異的な関連が存在する。これらの知見は,神経認知老化とAD関連神経変性の非侵襲的で安価なバイオマーカーとしてRNFLを用いるさらなる研究を促進するであろう。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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