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J-GLOBAL ID：202002277229734295   整理番号：20A1119658

接着技術の広がり ウエルドボンド向け構造用接着剤の吸水劣化メカニズム

著者 (5件)： 荘司郁夫 (群馬大 大学院理工学府) ,  安孫子瞳 (群馬大 大学院理工学府) ,  冨田雄吾 (SUBARU) ,  松永達則 (SUBARU) ,  飯塚隆 (SUBARU)
資料名： 溶接技術  (日本溶接協会誌)
巻： 68  号： 6  ページ： 102-107  発行年： 2020年06月01日 
JST資料番号： G0237A  ISSN： 0387-0197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・スポット溶接と接着接合を併用するウエルドボンド接合は,両者の利点を活かした接合法であるが,用いられる接着剤は高温高湿環境下で吸水劣化することが問題。
・本稿では,1液加熱硬化型エポキシ系構造接着剤を用いて,冷間圧延鋼板の継手を作製し,高温高湿環境下で劣化処理を行い,継手の劣化挙動を調査した結果を紹介。
・処理時間の増加と共に引張せん断強度は低下し,破壊形態は接着剤の凝集破壊から接着剤/被着体界面の界面破壊に移行したが,引張せん断強度は界面破壊面積と強く相関。
・引張せん断強度の低下は,ウレタン結合が加水分解して架橋密度が低下することによる凝集力低下と,接着剤/被着体界面の結合力低下に起因。

シソーラス用語： 冷延鋼板 ,  *ウェルドボンディング ,  *接着剤 ,  試験 ,  *吸水 ,  剪断強さ ,  破面検査 ,  破壊モード ,  破壊 ,  加水分解 ,  劣化 ,  経時変化 ,  高温高湿試験 ,  界面破壊 ,  凝集力 ,  エポキシ接着剤 ,  機械的性質 ,  強度 ,  カルバミド酸エステル
準シソーラス用語： 冷間圧延鋼板 ,  溶接接着 ,  エポキシ樹脂系接着剤 ,  吸水性 ,  経時劣化

分類 (2件)： 接着  (WC07020V) ,  各種接着剤  (YK03000X)

物質索引 (1件)： ウレタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 広がり ,  構造用接着剤 ,  吸水 ,  メカニズム