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J-GLOBAL ID:202002277281656156   整理番号:20A0742282

クロム酸クロムは神経炎症性およびIRS-1/PI3K/Akt/GSK-3β経路を標的とすることにより散発性アルツハイマー様認知症のICV-STZラットパラダイムにおける認知障害を減弱する【JST・京大機械翻訳】

Chromium picolinate attenuates cognitive deficit in ICV-STZ rat paradigm of sporadic Alzheimer’s-like dementia via targeting neuroinflammatory and IRS-1/PI3K/AKT/GSK-3β pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 385-400  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0656A  ISSN: 0925-4692  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)は高齢者で一般的であり,最も一般的な脳疾患の1つである。脳インシュリン抵抗性,神経炎症,酸化ストレスおよびミトコンドリアおよびコリン作動性機能不全は,疾患の重要な特徴である。著者らの研究において,3mg/kgの用量のストレプトゾトシン(STZ)を,定位装置上で脳室内(ICV)経路を通して両側に雄Wistarラットに注射した。クロムピコリン酸(CrPic)を,1mg/kg,2mg/kg,および4mg/kgの用量で試験し,一方,リバスチグミン(2mg/kg)を参照標準薬物として用いた。STZにより誘導された認知機能障害は,Morris水迷路および新しい物体認識試験のような行動試験により評価した。CrPicによる治療は認知障害の減弱を明らかにした。これは,行動試験,抗酸化酵素の生化学的評価,酸化ストレス,ニトロソ化ストレスおよびコリン作動性およびミトコンドリア活性により確認された。CrPicはAchE活性を有意に変化させなかった。TNF-α,IL-6およびCRP濃度の増加により明らかになったSTZ誘導神経炎症も,CrPicにより有意に低下した。ICV-STZ後の機能障害性インシュリンシグナル伝達は,IRS-1,PI3K,AKT,BDNF遺伝子発現の減少,およびqRT-3β,NF-κB遺伝子発現の増加により,qRT-PCRの助けを借りて示された。CrPic処理は,IRS-1,PI3-K,AKT,BDNFの遺伝子発現の増加とGSK-3βおよびNF-κBの遺伝子発現の減少によって明らかにされたインシュリンシグナル伝達の改善をもたらした。結論として,CrPicは,記憶の改善,酸化ストレスの減少,神経炎症,ミトコンドリア機能不全,およびインシュリンシグナル伝達のアップレギュレーションによって明らかにされたAD病理を逆転させたと結論された。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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