抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:正常成人の踵骨後上縁線と距骨頚の位置関係を検討する。方法:200例の正常成人踵骨側位X線写真を収集し、その中に男性101例、女性99例、年齢1876歳、平均年齢38歳。踵骨側位X線写真において、踵骨後結節の最高点と踵骨後関節面の最高点の連線と距骨延長、この線と距骨上縁の交点をQとし、Q点の距骨上縁の位置を観察し記録し、周波数分布ヒストグラムでQ点の距骨上縁の分布規律を描いた。異なる性別、左右側のQ点位置の差異を比較し、年齢とQ点の位置との相関性を分析した。結果:200例の正常成人の踵骨側位X線写真では、130例(65%)のQ点は距骨頸内にあり、68例(34%)Q点は距骨後上方に位置し、2例(1%)Q点は距骨前下方に位置した。健常成人の男性と女性のQ点位置に有意差はなかった(P=0.393)。左側と右側の足のQ点の位置に有意差はなかった(P=0.907)。正常成人年齢はQ点位置と極めて弱い負の相関或いは相関性がなかった(Pearson相関値は0.19)。結論:正常成人の踵骨側位X線写真において、踵骨後上縁線と距骨上縁の交点は、一般的に距骨頚切痕内または後上方に位置し、性別、左右側及び年齢の影響を受けにくい。臨床では、この法則により、踵骨骨折の整復高さが正常かどうかを判断することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】