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J-GLOBAL ID:202002277496652664   整理番号:20A2136534

2型糖尿病遺伝子産物STARD10はインシュリン分泌顆粒生合成を制御するホスホイノシチド結合蛋白質である【JST・京大機械翻訳】

The type 2 diabetes gene product STARD10 is a phosphoinositide-binding protein that controls insulin secretory granule biogenesis
著者 (45件):
資料名:
巻: 40  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3141A  ISSN: 2212-8778  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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STARD10遺伝子座における2型糖尿病のリスク対立遺伝子は,β細胞におけるSTARD10発現の低下,グルコース誘導インシュリン分泌の障害,および循環プロインスリン:インスリン比の減少と関連する。細胞内脂質輸送のメディエーターとして役立つようであるが,輸送脂質の同一性,従ってSTARD10がβ細胞機能を調節する経路は不明である。本研究の目的は,β細胞中のSTARD10により輸送され影響を受ける脂質を同定し,プロインスリン処理およびインシュリン顆粒生合成および成熟を制御する蛋白質の役割を同定することであった。Stard10(βStard10KO)のβ細胞中で選択的に欠失したマウスから分離膵島を用い,電子顕微鏡,パルスチェイス,RNA配列決定およびリピドミック分析を行った。STARD10結合パートナーのプロテオミクス解析を,INS1(832/13)細胞株で行った。精製したSTARD10蛋白質βStard10KO島について,X線結晶構造解析とそれに続く分子ドッキングおよび脂質オーバーレイアッセイを行い,”ロッド状”高密度コアの数を劇的に増加させた。対応して,プロインスリンの基底分泌は野生型膵島に対して増加した。STARD10から2.3Å解像度の結晶構造の解は,ポリホスホイノシチドを収容できる結合ポケットを明らかにし,STARD10は3′位でリン酸化されたイノシチドに結合することを示した。βStard10KO島の脂質解析はホスファチジルイノシトールレベルの変化を示し,イノシトール脂質キナーゼPIP4K2CはSTARD10結合パートナーとして同定された。また,ホスホイノシチドシグナル伝達におけるSTARD10の役割と一致して,ホスホイノシチド結合蛋白質PirtおよびSynaptotagmin1はβStard10KO島における差次的発現遺伝子間にあった。著者らのデータは,STARD10が結合し,輸送,ホスファチジルイノシチド,膜脂質組成,インシュリン顆粒生合成,およびインシュリン処理に影響するかもしれないことを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  すい臓  ,  細胞生理一般 
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