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J-GLOBAL ID:202002277502540726   整理番号:20A0482798

エストロゲン欠乏およびエストロゲン十分ラットにおける結紮誘発歯周炎に及ぼすストロンチウム・ラネラートの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of strontium ranelate on ligature-induced periodontitis in estrogen-deficient and estrogen-sufficient rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 141-151  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0196A  ISSN: 0022-3484  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:塩酸ストロンチウムは,付随する抗吸収と骨同化二重生物学的活性を示す骨粗鬆症の治療のために示された薬物療法である。しかし,歯槽骨に対するストロンチウムの効果はほとんど検討されていない。さらに,今日まで,エストロゲン欠乏の状態の間の歯槽骨損失(BL)に及ぼすこの薬物療法の影響に関するデータはない。したがって,本研究の目的は,エストロゲン欠乏およびエストロゲン十分なラットにおける結紮誘発性歯周炎に及ぼすストロンチウムの効果を評価することであった。【方法】96匹のラットを以下の群の1つに割り当てた:偽手術+水(エストロゲン十分;n=24),卵巣切除+水(エストロゲン欠乏;n=24),偽手術+ストロンチウム・ラニラート(ラニラート/エストロゲン欠乏;n=24),卵巣摘出+ストロンチウム・ラニラート(ranelate/エストロゲン欠損;n=24)。ラットは,実験の終わりまで卵巣切除後14日目からストロンチウムまたは水を投与した。卵巣切除後21日目に,第一下顎臼歯は結紮を受けたが,対側歯は結紮されなかった。群あたり8匹のラットを,結紮配置の10,20,および30日後に殺した。骨損失(BL)および骨梁骨領域(TBA)を,組織計測によりすべての実験時間で結紮および非結紮歯の溝領域で分析した。酒石酸耐性酸性ホスファターゼ(TRAP)陽性細胞およびオステオカルシン(OCN),オステオポンチン(OPN),オステオプロテゲリン(OPG)およびNF-κBリガンド(RANKL)の受容体活性化因子に対する免疫組織化学的染色を,結紮後30日目に結紮歯で評価した。【結果】10および30日で,エストロゲン欠乏群の結紮歯は,他のすべての群と比較して,より高いBLを示した(P<0.05)。10日目に,TBAsは,無処置群のそれらと比較したとき,ストロンチウム・ラニラート処置群の非結紮歯においてより高かった(P<0.05)。30日目に,エストロゲン欠乏群の結紮歯は,他の群より低いTBAを示した(P<0.05)。TRAP染色細胞数に関して群間に差はなかった(P<0.05)。ステアリン酸ストロンチウム処理群は,無処置群よりOCNとRANKLの発現が低かった(P<0.05)。エストロゲン十分群は,治療および未処理エストロゲン欠乏群よりOPGに対して高い染色を示した(P<0.05)。結論:ストロンチウムは,エストロゲン欠乏状態における結紮誘導BLを予防し,ある程度,エストロゲン欠乏とエストロゲン充足状態における歯周崩壊の存在と不在においてTBAを増加させた。さらに,ストロンチウムは骨マーカーの発現にも影響し,抗吸収剤として主に作用した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯の基礎医学 

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