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J-GLOBAL ID：202002277842937610   整理番号：20A2804704

影響線を用いた道路橋床版の剛性評価に関する研究

Study on stiffness evaluation of the deterioration for road bridge slab using influence line

著者 (4件)： 小野凌平 (金沢大学大学院 自然科学研究科環境デザイン学専攻博士前期課程) ,  深田宰史 (金沢大学 理工研究域地球社会基盤学系) ,  HA Minh Tuan (Ho Chi Minh City University of Technology (HUTECH)) ,  牧祐之 (大日本コンサルタント(株) インフラ技術研究所)
資料名： 構造工学論文集 A(Web)  (Journal of Structural Engineering. A (Web))
巻： 66A  ページ： 340-351(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2071A  ISSN： 1881-820X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,橋梁の各車線を車両が走行する際に得られる影響線を入力データとして用いる道路橋床版の剛性評価法を提案する。まず,テストトラックを用いた走行試験を試験橋梁上で行い,橋梁活荷重計測(BWIM)の変換係数を推定した。次に,一般車両のBWIMを用いた走行車両荷重のモニタリングを11日間行い,得られた車両諸元に基づいて床版変位の影響線を推定した。最後に,試験と数値解析から得られた結果を分析することによって床版の剛性を評価した。床版の現在の剛性は,健全な状態の結果と比較して低下していることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 合成桁橋 ,  *道路橋 ,  コンクリートスラブ ,  *橋床版 ,  性能評価 ,  健全性 ,  *曲げ剛性 ,  たわみ ,  影響線 ,  移動荷重 ,  自動車 ,  走行試験 ,  Young率 ,  動的応答 ,  剪断歪 ,  歪応答 ,  *鉄筋コンクリート床版
準シソーラス用語： *RC床版 ,  健全性評価 ,  走行車両

著者キーワード (8件)： 影響線 ,  変位 ,  床版 ,  BWIM ,  influence line ,  displacement ,  slab ,  BWIM

分類 (1件)： 橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (23件)：

• 1) 金沢大学 SIP:コンクリート橋の早期劣化機構の解明と材料・構造性能評価に基づくトータルマネジメントの開発 研究成果報告書, 2016.
• 2) 山口恭平, 早坂洋平, 曽田信雄, 大西弘志:FWDを用いた既設RC床版の健全度評価手法に関する一提案, 構造工学論文集, Vol.61A, pp.1062-1072, 2015.
• 3) 宮村正樹, 岩崎正二, 出戸秀明, 加藤哲, 早坂洋平:衝撃振動試験および動たわみ測定による実橋RC床版の健全度評価, 構造工学論文集, Vol.58A, pp.1134-1143, 2012.
• 4) 千葉陽子, 大西弘志, 岩崎正二, 佐々木健史郎:静的載荷試験による既設小規模橋梁の支承挙動の検討, 鋼構造年次論文報告集, 第25巻, pp.551-558, 2017.
• 5) 渡部学歩, 友廣郁也, 後藤悟史, 江本久雄:橋梁振動実験に基づく斜橋の固有振動数の同定と部材の損傷が振動特性に及ぼす影響に関する基礎的研究, 構造工学論文集, Vol.60A, pp.513-521, 2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： 影響線 ,  道路 ,  橋床版 ,  剛性 ,  評価 ,  研究