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J-GLOBAL ID:202002277848726800   整理番号:20A0027067

腫瘍進行と免疫療法におけるエキソソームPD-L1の役割【JST・京大機械翻訳】

The role of exosomal PD-L1 in tumor progression and immunotherapy
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-10  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7336A  ISSN: 1476-4598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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I型膜貫通蛋白質であるプログラム死リガンド1(PD-L1)は,その受容体PD-1に結合し,T細胞の活性化を抑制し,それにより免疫学的ホメオスタシスを維持する。対照的に,腫瘍細胞は活性化T細胞で発現した受容体PD-1に結合するPD-L1を高度に発現し,免疫逃避を誘導する。抗PD-1/PD-L1免疫チェックポイント療法はPD-1/PD-L1の結合を阻害し,消耗したT細胞を再活性化し,それにより腫瘍増殖を阻害する。エキソソームは細胞間シグナル伝達を仲介する種々の細胞型により分泌される生物学的に活性な脂質二重層ナノベシクルである。多くの研究は,腫瘍細胞がエキソソームを放出することにより腫瘍上皮間葉移行,血管新生および免疫逃避を促進することができることを示している。最近の研究は,腫瘍由来エキソソームが細胞表面と同じ膜トポロジーでPD-L1を運ぶことができ,それにより免疫チェックポイント療法に抵抗することを意味する。このレビューでは,腫瘍進行の調節におけるエキソソームの役割とエキソソームPD-L1を介した免疫療法に対する潜在的耐性機構を主に考察する。さらに,エキソソームPD-L1は抗PD-1/PD-L1抗体療法に対する耐性を克服する標的となる可能性があることを提案した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (93件):
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