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J-GLOBAL ID:202002277889168113   整理番号:20A0276895

人工膝関節全置換術における金属症と人工関節周囲組織金属濃度の死後検索分析【JST・京大機械翻訳】

Postmortem Retrieval Analysis of Metallosis and Periprosthetic Tissue Metal Concentrations in Total Knee Arthroplasty
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 569-578  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3250A  ISSN: 0883-5403  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,人工膝関節置換術(TKA)における組織分析のための好ましいサンプリング位置を決定し,金属濃度,炎症性サイトカイン,成分損傷,および組織メタロ症を評価することである。20のTKAシステムを,5つの異なる位置から組織サンプルと共に剖検で採取した。誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)分析を行い,コバルト(Co),クロム(Cr),およびチタン(Ti)濃度を測定した。滑膜液サイトカイン分析は,磁気Luminex Screening Assayを用いて行った。大腿成分を損傷に対して評価し,組織を金属症に対して視覚的にスコア化した。金属濃度の中央値はCoで16ppb,Crで46ppb,Tiで9.8ppbであった。組織収集部位とCo(P=0.979),Cr(P=0.712)またはTi(P=0.854)の金属濃度との間に関連はなかった。壊死症検索TKAの20のうち12は金属症を有していたが,Co(P=0.48),Cr(P=0.89),またはTi(P=0.60)濃度と金属症の間に相関はなかった。増加したCoは,腫瘍壊死因子α(ρ=-0.56,P=0.01)およびインターロイキン1β(ρ=-0.48,P=0.03)の減少と関連していた。増加したCrは,腫瘍壊死因子α(ρ=-0.47,P=0.03),インターロイキン6(ρ=-0.43,P=0.04)およびマクロファージ炎症性蛋白質3α(ρ=-0.47,P=0.03)の減少と関連していた。壊死症検索TKAから組織中のCo,Cr,およびTi濃度の上昇を観察した。著者らの知見は,組織金属濃度が炎症性サイトカインと関連しているという仮説を支持しなかった。本研究の結果は将来の前向き研究の設計に有用である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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運動器系疾患の外科療法 
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