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J-GLOBAL ID：202002277907269933   整理番号：20A2575496

ノナ-neurodegenerative/ノナ-神経発達障害における脳組織中のアルミニウム:多発性硬化症との比較【JST・京大機械翻訳】

Aluminium in Brain Tissue in Non-neurodegenerative/Non-neurodevelopmental Disease: A Comparison with Multiple Sclerosis

著者 (5件)： Linhart C. (Department of Medical Statistics, Informatics and Health Economics, Medical University of Innsbruck, Innsbruck, Austria) ,  Davidson D. (Life Sciences, The Huxley Building, Keele University, Stoke-on-Trent, UK) ,  Pathmanathan S. (Life Sciences, The Huxley Building, Keele University, Stoke-on-Trent, UK) ,  Kamaladas T. (Life Sciences, The Huxley Building, Keele University, Stoke-on-Trent, UK) ,  Exley C. (Lennard-Jones Laboratories, The Birchall Centre, Keele University, Stoke-on-Trent, UK)
資料名： Exposure and Health  (Exposure and Health)
巻： 12  号： 4  ページ： 863-868  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4359A  ISSN： 2451-9685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウムへのヒト曝露は,急な問題である。脳は全身利用可能なアルミニウムのシンクであり,神経毒性の推定標的である。多くの研究は,主に神経変性または神経発達障害で死亡したドナーに関連して,ヒト脳組織におけるアルミニウムの存在を確認し続けている。ここでは,特定の疾患または状態により死亡したドナーの脳組織中のアルミニウムを,神経変性を示すことなく測定した。ドナーは多発性硬化症に罹患しないと診断された。ここでは,これらの新規データを,多発性硬化症における脳組織におけるアルミニウムに関する最近のデータと比較した。すべての4葉からの脳組織を,多発性硬化症学会組織バンクから得た。組織をマイクロ波支援酸分解を用いて消化し,それらのアルミニウム含有量を横方向加熱黒鉛炉原子吸光分析により測定した。両者は実験室で確立された方法である。詳細な統計解析を用いて,多発性硬化症に対する最近のデータと新しいデータを比較した。アルミニウムは,各ドナーの脳組織で見出され,高い割合の測定値(189/291)は1.00μg/g乾燥重量以下であった。全症例(中央値およびIQR)のデータは,後頭,頭頂,側頭および前頭葉に対して,それぞれ0.74(0.48~1.28),1.23(0.62~1.63),0.84(0.45~1.14)および1.01(0.62~1.65)μg/g乾燥重量であった。脳組織のアルミニウム含有量とドナーの年齢の間に統計的に有意な正相関があった。多発性硬化症の診断で死亡したドナーの脳アルミニウムデータとこの非多発性硬化症群のデータの比較は,後者が脳アルミニウムの統計的に有意なより高い含有量を有することを示した。データは,多発性硬化症における脳組織のアルミニウム含有量が上昇し,アルミニウムへのヒト曝露が多発性硬化症の病因において果たす役割を持つという示唆を支持する以前の結論を補強する。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ドナー ,  マイクロ波 ,  *アルミニウム ,  ヒト ,  前頭葉 ,  乾物量 ,  順相 ,  黒鉛炉原子吸光分析 ,  神経毒性 ,  *多発性硬化症 ,  病因
準シソーラス用語： 神経変性疾患 ,  神経変性 ,  *脳組織 ,  側頭部 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アルミニウムへのヒト曝露 ,  脳組織におけるアルミニウム ,  多発性硬化症におけるアルミニウム ,  アルミニウムと神経変性疾患 ,  アルミニウムと神経発達障害

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経発達障害 ,  脳組織 ,  アルミニウム ,  多発性硬化症